4月から生活環境が変わった方も多いのではないでしょうか。

今回は漢方薬局での問診について書きたいと思います。
漢方薬局では体質を把握するために様々な質問をさせていただきます。漢方薬局での問診において特徴的な点の一つが、症状がどういう時に悪化しやすいのか、またどういう時に楽になるのかについて確認することです。
例えば、肩こりにおいても以下のように様々なタイプがあります。
・体を冷やすと悪化、温めると楽
・同じ姿勢を続けていると悪化、体を動かすと楽
・疲れると悪化、休むと楽
・上腕の使いすぎで悪化、休むと楽
・心労や眼の使いすぎで悪化
・情緒変動で悪化したり楽になったりする
・曇りや雨の日は悪化、晴れの日は楽
体質により症状がどういう時に悪化したり楽になったりするのかが異なるため、おすすめする漢方薬も異なります。
ご家族の体調についてご相談してくださる方も多いのですが、症状については把握されていても、悪化したり楽になったりするタイミングなど詳細についてはご不明な場合があり、お客様の体に合った最善の漢方薬を紹介できないこともあります。
実際の相談では、その他の問診や舌診等も行っているため、相談ご希望の際はなるべくご本人にご来店していただくことをおすすめしています。
事情があり、どうしてもご本人がご来店できない場合は薬局スタッフにご相談ください。