寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
今回は冬の養生について書きたいと思います。
日本の冬は気温、湿度ともに低く、体が冷えやすかったり、お肌が乾燥しやすかったりしますね。
中医学において、冷えや乾燥は「血」と深い関わりがあります。
血は身体に栄養や潤い、熱を届ける働きがあり、量や機能が低下した状態を「血虚(けっきょ)」と言い、血虚になると冬に冷えや乾燥が悪化しやすくなります。
このような場合、血を補い機能を高めること「養血(ようけつ)」を行いながら、血の消費を抑えることが大切です。

○養生法
・血を補う食材(ホウレンソウ、コマツナ、ニンジン、レーズン、クロゴマ、クロマメ、キクラゲ、イカ、牛レバーなど)を摂る。
・冷たいもの、脂っこいものを控え、無理な減食をしない。
・頭使う作業を長時間続けず、細かく休息をとる。
・スマートフォン、テレビ、パソコンの画面を見ることは血を消耗するため、長時間見るのは避ける(特に夜は睡眠の質が悪くなるのでNG)。
・夜は早めに就寝する(しっかりと睡眠をとることで血を補うことができます)。
など。
血を補うおすすめの漢方薬もありますのでお気軽にスタッフにご相談ください。