
「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアク」はマレージャコウ猫の現地での名前なので、直訳すると「ジャコウネコのコーヒー」です。
コピ・ルアクは製造工程が特殊です。
ジャコウネコはエサの1つとしてコーヒーの木の果実を食べているのですが、その糞の中から消化しきれなかったコーヒー豆を採集し、丁寧に洗浄してから乾燥・焙煎したものなので、この名前がついています。
糞の中から採集したと知りちょっと怖気づきましたが、話のタネに、いざ、実食!!

個包装の中にはかなり細かい粉が入っています。
外箱には90℃のお湯を注げと書いてあるだけで、インスタントコーヒーなのか、ドリップ用の細挽なのかわかりません。
適当にお湯を注いで飲んでみたら粉っぽくジャリジャリしたので、フィルターで濾して頂きました。
肝心のお味は、淹れ方が正しくなかったのか、独特の甘みと口当たりはわかりませんでしたが、珍しいコーヒーを皆で楽しみました。
ちなみに漢方薬にもジャコウ(麝香)という生薬がありますが、これはオスのジャコウ鹿の香嚢から採った分泌物を乾燥させたものなので、ジャコウネコとは関係ありません。