こんにちは!イスクラ研修塾36期生の中目(なかのめ)と申します。
イスクラ中野店には1月下旬から実習させていただき、これから約1ヶ月半お世話になります。
研修塾に入塾し気が付けば10ヶ月が経ちました。早いもので来月には卒業となります。
せっかく卒業前のタイミングなので、この1年間を少し振り返ってみようかなと思います!
(春の養生の話もしますので、興味のない方は下まで飛ばしてください!!)
私は両親が調剤+漢方薬局をやっていることがきっかけでこの研修塾に入塾しました。
なので、漢方薬で悩んでいる病・不調が治った経験はありませんし、薬膳に興味があったわけでもないです。
ましてや漢方薬の良さを皆んなに広めたい。そういった考えはなく、親の薬局を継ぐには漢方の知識もあった方が良いよな〜程度で入塾を決めました。
また、実を言うと入塾するまでは漢方薬をあまり信じていませんでした…。
病院に行って処方される薬のほとんどは西洋薬ですし、漢方薬が処方されたとしても西洋薬のおまけ程度、どうせ効かない、漢方薬って少しオカルトっぽい。
そんな風に思ってました。今考えると物凄く失礼ですね。笑
ただこの1年間、中医学を勉強し店舗での実習を経験する中で漢方薬への見方が180度変わりました。
・中医学は伝統+最新の考えをミックスした非常に論理的で面白い学問!
・病院で治らなかった病・不調が漢方薬で改善できる!
・病院・調剤薬局では話せない悩み・健康の相談ができる!
・笑顔で帰られるお客様が多い!
入塾前の不信感が嘘かのように今では漢方薬の虜になっています。
また、未だ終わりが見えないコロナにおいても漢方薬は脚光を浴びています。
コロナには有効な治療法がないため漢方薬に頼らざるを得ないのです。
しかもその漢方薬の効果が非常に良いという報告もされています。
正に伝統医療の素晴らしさですね。
研修塾で学んだ中医学を武器に、
病や不調で苦しんでいる方へ西洋薬以外の選択肢を与えられ、皆様の健康を守れるような薬剤師として地域医療に貢献できたらと思います!
岩手県奥州市に立ち寄った際は、中目って奴がいたなと思い出していただけたら嬉しいです。
さてさて、春の養生についてお話をします♪
2月4日には立春を迎え、暦的には春が始まろうとしていますね。
そんな立春にお勧めな料理を紹介!故郷の郷土料理「ばっけ味噌」
「ばっけ」とは岩手の方言で「ふきのとう」のことです。
💡豆知識:なぜ「ばっけ」って言うの??
地面につぼみが出て花が咲く姿が「お化け」に見えることから「ばっけ」になったようです!
ふきのとうの独特な苦味は以下の働きが!
・胃腸を元気にして腸内環境を整えてくれる
・花粉症の予防をしてくれる
春にぴったりな食材ですね。
バレンタインデーでチョコを食べ過ぎた、毎年花粉症が辛いという方はぜひ「ばっけ味噌」を試してみてください!
ブログ日記BLOG
研修生日記~中医学の魅力&春の食養生~
2023/02/02