こんにちは、北です!
雨でも晴れでも、毎日本当に蒸し暑いですね!
7月が始まったばかりなのに、もう既に真夏のようです。
よく「夏に強い」「夏に弱い」といいますが、どういう人が夏に弱いんでしょうか?
ヒントはこの時期の邪気、「暑邪(しょじゃ)」です。
これは熱邪と湿邪のダブルパンチ!な邪気。
ということは、「夏に弱い」人は、熱と湿気に弱い、ということですね。
今回はまず「どういう人が熱に弱いのか」からみていきます!
健康な人の体温は、ほぼ同じくらいに保たれています。
暑くても割りと平気な人は、ほどよく汗をかいたりして、体の熱を冷ますことができる人です。
それがうまくできず、体内に熱をこもらせてしまう人が、熱に弱い人。
あるいは、汗をかきすぎてしまう人もいます。
上手に汗をかくために必要なのが、
発汗制汗のためのエネルギーである「気」と、汗の原料である「陰」です。
これが足りない人は、暑い中で適度に汗をかくことができず、熱がこもりやすくなります。
熱中症対策で言われることも、中医学的に言い換えると、
「水分塩分はこまめにとりましょう」→出て行った津液(体液)の補充:補陰
「ちゃんと食事をとりましょう」→出て行った気血の補充:補気、補血
「寝不足にならないようにしましょう」→夜、陰陽では陰の時間にしっかりと休む:補陰
と、こんな感じになります。
ヘトヘトフラフラでようやく「疲れてる」と自覚する方が多いジャパニーズピーポー。
そうなる前に気陰をしっかり補って、暑さに勝たずともせめて負けない身体づくりをしましょうね!!
次回は夏に弱い人で「熱に弱くて汗かき過ぎてしまうと?」についてお話します!
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暑さに弱い人とは??①
2024/07/02