こんにちは。大森です。
今年の秋冬は、風邪が治った後も、声かすれ・引っかかって声が出にくい・空咳などの症状が長引く傾向のようです。
病院を受診し処方された薬をずっと飲んでいるのに、どうもスッキリ治らないとお困りの方がとても多いのです
中医学の用語ではこの状態を「金破不鳴(きんはふめい)」といいます。
陰陽五行では「金」は肺のこと。
「金破不鳴(金、破れて鳴かず)」とは、
肺がダメージを受けて肺気虚(はいききょ)や肺陰虚(はいいんきょ)になり、肺や声帯の機能の低下や気道の潤い不足の状態になった結果、声を出しにくくなったり、声がかすれたり、空咳が出たりすると考えています。
そこでおすすめなのが白龍散(はくりゅうさん)。
中に入っている「余甘子(よかんし)」「桔梗(ききょう)」「銀耳(ぎんじ)」「珍珠(ちんじゅ)」「茶葉(ちゃば)」「薄荷(はっか)」は呼吸や発声に関係する肺に効果があり、皮膚や粘膜の炎症を鎮め潤いを補ってくれます。
なんとなく喉に違和感がある・声がちょっと変・何かの刺激で咳き込みやすいような時、手元に白龍散があると安心です。
そのまま口に含んでもよし、水に溶かしてドリンクにして少しずつ喉をうるおしてもよし。
ハッカ風味で喉スッキリです。
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声かすれ・長引く咳にはこれ!
2025/01/07