感染症が流行りに流行っています。
早く落ち着いてほしいものです……
さて、感染予防には「手洗い・うがい・マスク」が基本です!
「手洗い・うがい・マスク」のきちんとした効果を得るために、それぞれのやり方を今一度改めて見直してみましょう!
①手洗い
行うタイミング→帰宅後、食事の前後
・流水でまず手をよく濡らし、手洗い石鹸を手に取ります。
・手のひら、手の甲、指の間、指と爪の間、手首のそれぞれの場所を、トータル15秒くらいかけてよくもみ洗いします。
・その後、流水で15秒ほどかけて洗い流します。
・清潔なタオルやペーパータオルで、水気を拭き取ります。
※石鹸→流水洗いを2回繰り返すと、さらに除菌効果が上がります。
手洗いは、しっかりやればやるほど汚れやウイルスの数を減らすことができます。
石鹸の界面活性剤で、汚れやウイルスを浮かし、流水で流す!
アルコール消毒をする場合もしっかり手にもみこみましょう!
ただし、ノロウイルスの場合はアルコール抵抗性の高いウイルスのため、
消毒のためには、びっしょりと付いている状態で30秒以上必要です。
ウイルスを持って帰りたくないなら、しっかりと確実に手を洗いましょう!!!
参考:正しい手洗い(手指衛生)の方法【国立成育医療研究センター】
:消毒薬のQ&A ノロウイルスにアルコールは有効か?【健栄製薬】
②うがい
行うタイミング→帰宅後、洗面台に立ったついで
・まずしっかり手洗いをします。
・10-15秒かけて、ブクブクうがいを1回。口の中の汚れを落とします。
・10-15秒かけて、ガラガラうがいを2回。できる限りのどの奥まで届くように。
京都大学の研究では、1日3回の水うがい(10秒×2回)で、風邪を40%減らしたとのこと。予防としては、ヨード液うがいよりも、水うがいのほうがよい効果が出ています。
参考:うがいは水で【薬事日報】
③マスク
つけるタイミング→人が多い場所へ行くとき、医療機関や高齢者施設に行くとき、自分が感染しているとき
・鼻からあごまでしっかり覆う、顔に合わせたマスクを選びます。
・耳にかけ、鼻あてを鼻の曲面にフィットするように折りをつけます。
・あご下までしっかり覆います。
マスクのじゃばらは、山折り部分が下向きになるようにするのがオススメ。
ウイルスやほこりが少しでも積もりにくくするためです。
捨てるときはなるべく耳ゴムの部分を持って捨てましょう。
参考:マスクの効果と正しい使用方法【自治医科大付属さいたま医療センター】

手洗い・うがい・マスク、これまで案外抜けていたな、と思うところもあったかと思います。
この記事が皆様の感染予防の一助となりますように!