今年は花粉の飛散がとんでもなく早い!!
1月の中旬にはもう花粉の存在を感じている方がいらっしゃいました。
花粉対策は、「なんとなく知っていることだけやっている」という方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
花粉症の対策は、主に2点です。
①アレルギーの原因である花粉を寄せ付けないこと
②くしゃみや鼻水などの症状を抑えること
ではその2点、詳しくみていきましょう。
①アレルギーの原因である花粉を寄せ付けないこと
目や鼻、口に花粉が接触してアレルギー反応が起きているので、
花粉に当たらないことがまず一番の対策です。
目にはゴーグル、鼻・口にはマスクでカバーしましょう。
髪の毛や肌への付着を防ぐには、花粉ブロックスプレーやクリームを。
外出時に着るコートは、なるべく花粉が入り込みにくい表面がツルっとしている生地を選ぶのがベターです。
ウインドブレーカーのような種類のものですね。
メーカーによっては『花粉対策アウター』として販売されています。
洗濯物は室内干しがおすすめです。外に干したときは手でよく払うと付着した花粉は半分程度にまで減らせます。
接触しても反応が出なければよいので、鼻やのどの粘膜のバリア機能をより良くする漢方薬もおすすめです。
②くしゃみや鼻水などの症状を抑えること
すでに花粉症の症状が現れているなら、症状を抑えるお薬の出番です。
漢方薬はどんな症状に対してのものでも眠気はほとんど出ません。
また、抗アレルギー薬と重ねて服用することもできます。
抗アレルギー薬は、最近は眠気の少ない成分や、1日1回服用でよい成分のものがありますが、当然お薬の効果の出方には個人差があります。
飲んでみてイマイチと感じたら、異なる成分の抗アレルギー薬を使ってみましょう。
初めての成分のお薬は、まず少ない日数分の箱を購入するのが安心。
服用してみて、眠気やぼーっとする感じはあるか、口の渇きは困らないか、鼻水やくしゃみ、目のかゆみがラクになるかを確認したうえで、「これで問題なし!」であれば多めの日数分の箱にしましょう。
そして①②と並んで大切なのが、普段の生活養生です。
中医学的には扶正去邪(ふせいきょじゃ)、身体に必要なものは補い、身体に不要なものは取り去ることが花粉症対策となります。
そのためにも、まずは食欲・便通・睡眠が良い状態を目指しましょう。
そして食事内容は、あっさり・あったか・消化によいもので。
コッテリ♪アマーイ♪カラーイ♪ は消化の負担になり、痰や熱を生みます。
痰や熱は、鼻水やくしゃみ、目のかゆみの材料です。
すぐできるところから、コツコツと。
そして飛散時期が過ぎるのを、待ちましょう!!!
