こんにちは。
日に日に花粉の飛散が増してきていることに恐れをなしている今井です。
私の花粉症歴は長く、遡るほど20数年前、
小学生の高学年になります。
この頃は花粉症という言葉が流行し出した頃だと記憶していますが、
春一番が吹くと、背中あたりに悪寒が走り、その後、目の痒みとくしゃみ鼻水がやってくるという、
地獄の日々の始まりでした。
私は生まれてから数カ月で中耳炎になり、
以来、中耳炎を繰り返していまして、
小学生の高学年ともなると耳鼻咽喉科には顔パスで通っていました。
後に、春のこの時期の目の痒みとくしゃみ鼻水は、アレルギー性鼻炎だということがわかり、
当時は眠くなる抗アレルギー薬がほとんどでしたので、毎日薬を飲んでうつらうつらとした日々を送っていたのです。
あの時に、漢方薬の存在を知っていたらなぁと思います。
高校生になると、ステロイドの点鼻薬、なるものを入手しまして、
出かける前に鼻の穴にシュッとひと吹きするだけで、
あら不思議と鼻のつまりと鼻水が緩和さましたので、
ステロイドの点鼻薬とマスクのセットは最強だと思ってました。
その代わりに、鼻の粘膜の痛み、乾燥、そして何よりも嫌だったのが、鼻血がよく出るようになったことです。
突然の鼻血にトイレに駆け込むこともしばしばありましたが、
背に腹は代えられないということで、
点鼻は朝と夜の1日2回まで、プラス眠くならない抗アレルギー薬を1日2回、外から帰ってきたら顔を洗う、
という所で落ち着いたわけです。
され、漢方の仕事に関わるようになりまして、何とかこの花粉症を漢方薬のみで抑えられないかと考えました。
毎年、自分で考えた漢方薬の組み合わせを数種類使い、
何とかして西洋薬を使わずにどこまで頑張れるかを試してみました。
気合で我慢することはせずに、あ、これ無理だな、と思ったら、西洋薬の薬を使用することしていますが、
なんと今年の組み合わせはすこぶる調子が良いのです。
今年の花粉は少ないと言われましても、2月の大雪の後くらいから、鼻がグズグズと来ていまして、マスクなしでは外を歩くのが怖くなっていました。
で、漢方薬を2種類飲み始めたのが2月下旬で、それから1ヶ月近くが経っていますが、まだ西洋薬の薬は使用していません。
目の痒みは我慢できる程度、くしゃみ鼻水は時々、のどや耳の痒みはなし、悪寒や微熱もありません。
ですが、今年は寒い冬が続いていましたので、後ろにずれ込む可能性もあります。
まだまだ予断を許さない状況ではありますが、今年は漢方薬のみで乗り切れそうな、そんな予感を感じています。
薬局では、私の体験を基にした花粉症にオススメの漢方薬をご紹介しております。
体質に応じて、どのような漢方薬を使えばよいのか、どのような対策を取ればよいのかをお話しさせていただきますので、
宜しければ足を運んで頂ければと思います。
ブログ日記BLOG
花粉症の体験談
2014/03/17