体にまとわりつく湿気、息が詰まりそうになります。
皆さん、熱中症にはお気をつけくださいね。
大汗かきますが、暑いからと冷たいものばかり飲むのはよくありません。
中医では冷たいものは脾胃(消化機能全般)を傷めると考えます。
「冷たいもの」とは体温より温度が低いもののこと
キンキンに冷やしたものは食べてないから大丈夫、というわけじゃないんですね。
ただでさえ暑くてバテているのに、脾胃が弱るとますます食欲はなくなり、
倦怠感・むくみ・むかつき・軟便などの症状も出てきます。
脾胃を守りながら上手に水分補給をしましょう。

おすすめはスイカ!
漢方には熱が高く・大汗かいて・口渇もひどい時に使う「白虎湯」という薬がありますが、
スイカは「天然の白虎湯」と言われ、暑熱を取る食材のイチオシです。
冷たい飲料は飲んだその時は爽快感がありますが、すぐまた熱感が戻り、飲みたくなります。
水分の摂りすぎはお腹がチャプチャプになって、もっと食欲がなくなってしまう。
その点、スイカは食べると不思議なくらいすーっと体の熱感が引いていくんですよ。
そのままかぶりついたり、白い部分は料理に使ったりして、熱中症予防に上手に取り入れてみてください。

(でも冷蔵庫から出したての冷え冷えでは食べないでくださいね。)