10月13日はサツマイモの日。
10月はサツマイモの収穫月で、サツマイモの別名「十三里(じゅうさんり)」にちなみ、10月13日に制定されています。
サツマイモの日が近いからか、先日「熟成焼き芋」の期間限定販売を見かけました。
熟成した焼き芋とは??
と思ったら、収穫後に低温高湿庫で熟成保管したサツマイモで作った焼き芋でした。
ねっとりと甘い焼き芋になるそうです。
ホックホク焼き芋も、スプーンで食べる蜜たっぷりのねっとり焼き芋も、どちらも美味しいですね。
サツマイモといえば繊維質が豊富な食材ですが、
《中薬大辞典》によれば、
効能は「補気・生津・寛腸・通便」、
主治は「脾虚水腫・便泄・大便秘結」
となっています。
つまり、胃腸の働きが良くなり消化吸収力がアップすれば、元気も出て、水分代謝も改善する、その結果、むくみ解消や便通改善が期待できるということです。
今回ご紹介するのはそんなサツマイモを使った秋の白和えです。
色合いは地味ですが、サツマイモの濃厚な甘さ、梨の爽やかな甘さ、ニンジンの優しい甘さが楽しめます。
もしサツマイモの甘みが少ないようなら、茹でたあとに蜂蜜をまぶしておけば大丈夫。
ニンジンと豆腐にも胃腸を養う作用があります。
梨と白ゴマは身体を潤すので、乾燥が始まる初秋にお勧めの食材です。
サツマイモの白和え

【材料(3、4人分)】
サツマイモ 200g
ニンジン 50g
梨 1/4個
木綿豆腐 一丁(300g)
A、薄口醤油 中さじ2
A、砂糖 中さじ2
B、白ごまペースト 中さじ1
B、白みそ 中さじ2(好みで加減)
B、蜂蜜 中さじ2(好みで加減)
【作り方】
①豆腐を粗く崩してレンジで加熱し、しばらく置いて、しっかり水を切る。
②人参は薄く切ってレンジで加熱する。
③サツマイモは2cmほどの大きさに切り、10分ほど水に浸けてアク抜きする。
④鍋にサツマイモと被るくらいの水、Aの調味料を入れて煮、柔らかくなったら火を止め、具と煮汁に分けておく。
⑤和え衣を作る。水切りした豆腐をすり鉢に移し、Bの調味料を加えてすり混ぜる。固さは④の煮汁を加えて調整する。
⑥梨はサツマイモと同じくらいの大きさに切る。全て和えて、盛りつける。