ルンルン遊びに行きたい北です。
そろそろ梅の時期から桃や桜に移り変わってくる頃合いです。
梅は食欲増進や諸々の健康効果が言われていますが、桃や桜もお薬として使われます^^
桜の樹皮は「桜皮(おうひ)エキス」として、咳止めシロップに。
桃の種は「桃仁(とうにん)」として、血流改善や便通改善に。
杏の種は「杏仁(きょうにん)」として、咳止めや便通改善に。
「杏仁」、この漢字、どこかで見たことありませんか?
そう、杏仁豆腐(あんにんどうふ)の「杏仁」です!
でも漢方薬の中に入っている「杏仁」と、杏仁豆腐の「杏仁」は種類が異なります。
漢方薬に入っているのは、苦みがあるため苦杏仁と呼ばれます。
杏仁豆腐に入っているのは、苦みはなく甘みがあるため甜杏仁と呼ばれます。
ほとんどの杏仁豆腐には、甜杏仁の粉とほか色々を混ぜて作られた「杏仁霜(きょうにんそう)」が使われています。
杏仁豆腐の、独特なとろりと甘いような香りは、甜・苦どちらの杏仁も持っています。
あの香りは、嗅いだら杏仁豆腐食べたくなっちゃうんですよねぇ…
おなかは冷やさないように、あったかいお茶とともにいただきます♪
