中野通りの日当たりが良いところは、早くもツツジが咲いていました。
さて、前回春の花と薬効について少し触れたところから、他にも春に咲く植物で薬効があるものを調べていたのですが……
豊島園の魔法テーマパークを知っている方ならば、見逃せないあの植物があったんです。
その名は、ニワトコ。

生薬名は接骨木(せっこつぼく)。
名前でなんとなく想像できそうな効果の通り、関節痛に対して使われます。
でもそのニワトコ、某魔法使いのニワトコとは少し違います。
アレはイギリスのお話なので、魔法の杖に使われているのは日本の在来種のニワトコではなく、その親戚の西洋ニワトコ。
その英名は、エルダー。
エルダーの花だから、エルダーフラワー。
エルダーフラワーって…!!
ちょっと最近サイダーやシロップなどで売られてる、
ヨーロッパのハーブのなんか良さそうなアレの名前じゃないですか!!!
ちなみに、エルダーフラワーは風邪などで抗炎症として使われるそうです。
いやー、知りませんでした。
生薬って、ハーブって、おもしろいですねー!!