秋といえば、スポーツの秋ですね。
運動会や部活終わりに“レモンの蜂蜜漬け”を召し上がっていた方も多いと思います。
実は、中医学的にレモンの蜂蜜漬けはとても理にかなっています。
【酸甘化陰とは?】
「酸甘化陰(さんかんかいん)」とは中医学の理論のひとつで、
酸味と甘味を組み合わせることで、体の陰(潤い)を補う働きがあるとされています。
・レモン:酸味、生津止渇(潤いを生み喉の渇きを止める)
・蜂蜜 :甘味、補中 緩急止痛(脾胃を助け痛みを和らげる)
この組み合わせは、運動後の渇きや疲れにピッタリです。
栄養の面から見ても、蜂蜜の糖分やレモンに含まれている「クエン酸」は、疲労回復に効果的です。
また、「カリウム」も汗で失われた電解質の補給に役に立ちます。
「酸甘化陰」は、他にも「梅干しのおにぎり」や「酢豚」など身の回りにたくさんあります。
皆様もぜひ探してみてください。
