イスクラ薬局(東京)

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男子ご飯 ~秋の養生編~

研修生の貝津駿吾です。
前回乾燥対策についてお話しさせていただきましたが、
今回は乾燥の季節にピッタリな秋の養生レシピを2つ紹介したいと思います。
男性でも簡単に作れるので、ぜひお試しください♪

1.【蓮根と豚肉の甘酢炒め(2人分)】所要時間15分
・豚バラ肉  200g
・蓮根    150g
・ネギ    適量
・酒     大さじ2
・片栗粉   適量
・醤油、砂糖、酒、みりん、酢 各大さじ2

~作り方~
①蓮根の皮を剥き食べやすい大きさに切り10分ほど酢水にさらします。
②その間に、醤油、砂糖、酒、みりん、酢を混ぜ合わせてタレを作ります。
③豚肉を5㎝くらいに切り片栗粉をまぶして、フライパンで焼きます。
④豚肉に火が通ったら軽く水洗いした蓮根を炒めます。
⑤蓮根に軽く火が通ったらタレを入れ全体に絡ませて完成です。

食材のポイント
・豚バラ肉:エネルギーを補い、虚弱体質の改善に効果があります。疲れにくい体をつくるのに役立ちます。
・蓮根:肺を潤す作用があるので、今の季節の乾燥予防に効果的です。乾燥しやすい肺を労りましょう。
・ネギ:辛味成分が体を温めて風邪の予防に効果があります。これから寒くなり、風邪が流行る季節になるのでピッタリです。

 

2.【きくらげと舞茸と枸杞子の卵スープ(2人分)】所要時間20分
・きくらげ     1つかみ
・舞茸       1/2株
・卵        1個
・白ゴマ      適量
・枸杞子      適量
・ごま油      適量

スープの材料
・おろししょうが  小さじ1
・鶏がらスープの素 小さじ2
・醤油       小さじ1
・水        600ml
・塩胡椒      適量

~作り方~
①きくらげは乾燥の場合、15分前後水で戻します。
②鍋にごま油を入れて熱し、きくらげ、舞茸を加えて中火で2〜3分炒めます。
③スープの材料を入れて煮立たせます。
④とき卵を加えて、白ゴマ、枸杞子を入れて完成です。

食材のポイント
・きくらげ:生命のエネルギーの源である「腎」を補い、疲れを取りやすくします。
・舞茸:内臓の働きを高めて、エネルギーを補います。疲れて元気の無い人におすすめです。
・白ゴマ:体の中から潤し、お肌の乾燥や便秘の改善に効果的です。
・枸杞子:滋養強壮や老化防止、目のかすみにも効果があります。

旬の食材を摂り入れることで、日々の生活に養生を取り入れてみてはいかがでしょうか。腹8分目を意識して充足した秋にしましょう。

 

2023/09/28

今から始める乾燥対策

イスクラ薬局新宿店 研修生の貝津駿吾です。

8月も終わり、まだ残暑が続きますが、そろそろ乾燥の季節に入ります。

これから空気の湿度が下がって行き、肌の水分量が減少しやすくなります。暖房器具を使うようになれば更に拍車がかかります。その結果、お肌のカサカサ感、艶が無いなどのトラブルが起こりやすくなります。

漢方の力で、体の内側と外側から早めの対策をしてみてはいかがでしょうか?

・紅沙棘(ホンサージ)    :グミ科植物の果実から採れるオイルが肌や髪に潤いを与える

・衛益顆粒(エイエキカリュウ):防衛力を強化して外的刺激をブロック

中国最古の医学書「黄帝内経」によると、秋の養生法として、「早く寝て、朝日とともに起きる。この時期に活動し過ぎてエネルギーを発散し過ぎると、肺が弱まり、冬になって体調を崩す。」とあります。

空気が乾燥しやすい秋の季節は、外の空気を取り入れる肺が影響を受けやすいとされています。肺は、体の防衛機能や免疫機能と深く関わっていますので、潤いを好み、乾燥を嫌う肺の力を高めることで肌の乾燥を防ぎ、次の季節に向けて養生していくこともできます。

例えば、これらの食材は肺に潤いを与えるとされますので、気軽にできる養生として考えてみてはいかがでしょうか。

・白い食材「白ゴマ 豆腐  梨  白キクラゲ」は、喉を潤して、喉や肌の乾燥を防いでくれます。
・甘酸っぱい食材「トマト レモン メロン ぶどう みかん」は、潤いが湧いてくるといいます。

ストレスや夜更かし、疲労、油分や糖分の摂りすぎ、喫煙、アルコールの飲み過ぎは肌荒れの原因となりますので、これらを改めることも重要な対策になります。まだまだ暑さが残る日が続きますが、早めの乾燥対策で次の季節に備えましょう。

貝津

2023/09/14

残暑の薬膳 白キクラゲと梨のスイーツ

【白キクラゲと梨のスイーツ】
明日から9月になりますが、まだまだ蒸し暑い日が続いていますね。
白キクラゲ」は体を潤しお肌もキレイになる食材。
今回は、そんな食材を用いたレシピのご紹介です。
残暑の疲れとエアコンの乾燥など、白キクラゲで美味しく癒しましょう。
材料(5〜6人分) 調理時間 70分
・白キクラゲ  15g
・梨      1/4個
・氷砂糖    100g
・水      750cc
・枸杞の実              20粒位
・レモン汁   少々
作り方
①.白キクラゲはたっぷりの水に浸し、戻しておく。(30分程)
 白キクラゲの汚れを落とし、硬い所を取り除いて食べやすい大きさにちぎる。
②.鍋に①の白キクラゲと水750ccを入れて火にかける。
 沸騰したら弱火にして柔らかくなるまで30分程コトコト煮る。
 氷砂糖を加えて火を止め、蓋をして予熱でとかす。
③.梨は薄く食べやすい大きさに切っておく。枸杞の実は水に浸して戻しておく。
④.白キクラゲを冷やして器に盛り付け、レモン汁少々を加え、③の梨、枸杞の実を添える。
 ※白キクラゲは中華食材店などで購入出来ます。
中医学では、秋は「肺」に関係の深い季節で、肺は乾燥に弱い臓腑です。
肺は呼吸系をつかさどるので、不調の際は咳や鼻水などの症状に繋がります。
白キクラゲや梨は肺を潤わせます。潤いを補いながら気持ちの良い秋を迎えましょう。
田中

2023/08/31

夏の薬膳🎐 緑豆とはと麦のぜんざい

【緑豆とはと麦のぜんざい】
暑さの厳しい季節になりましたね。
「緑豆(りょくとう)」は夏に嬉しい体にこもった熱を冷まし、解毒の作用もある食材で、
甘味は少し控えめがおすすめです。
今回は「緑豆」を用いた夏にオススメの「緑豆とはと麦のぜんざい」をご紹介します。
材料(3〜4人分)       調理時間50分
・緑豆   100g
・はと麦  大さじ2
・蓮の実  8個(緑色の芯は取る)
・サンザシ 4本位
・水                1000ml
・くこの実 少々
・ハチミツ お好みで少々
作り方
 ①.きれいに洗った緑豆とはと麦を30分程お湯に浸しておく。
   蓮の実も別に浸しておく。(時間がなければ浸さなくてもOK)
   サンザシは薄く切る。くこの実は水に浸して戻しておく。
 ②.緑豆とはと麦を1ℓの水で煮る。
   沸騰したら弱火にして10分程煮たら蓮の実も加えて、更にコトコト20分程煮る。
   やわらかく煮えたら、火を止めて蒸らしておく。
 ③.器に盛り付けて、①のサンザシをちらし、クコの実をのせる。
   甘いほうが良い方は、お好みでハチミツをかけて召しがってください。
夏は五臓でいうと「心(しん)」の季節。体に熱が溜まりやすい時期で、熱が溜まることで、動悸やイライラ、不眠等の原因になったりします。
体に余分な熱を溜めないように意識して、素敵な夏の思い出を作ってくださいね♪
田中

2023/08/02

暑い日の養生

こんにちは、田中です!
今週東京は連日30℃を超える強烈な暑さ…日中は外に出るのがツラいです。。

暑い夏の時期は、汗をかいて疲れるだけでなく、
体を冷やしすぎることで逆に体調を崩しやすい時期でもあります。

暑い日の養生として、以下のことを意識してみてください☆
・冷たい飲み物、飲み過ぎ & 一気飲み注意🍺
・冷たい食べ物、食べ過ぎ & 一気食べ注意🍧
・ガンガンの冷房は控える🌬
・外出時や就寝時の薄着に注意🛌
・お風呂はシャワーだけにしない🚿

どれも「体を冷やしすぎないこと」と関係していることにお気付きでしょうか?
体はいったん冷えると、温めるために「気(体を動かすエネルギー)」を使います。
ただでさえ、暑くて疲れやすく、外気と室内の気温差は自律神経に地味に効いてきます。
そこに、冷えた体を温めることで、さらに気を使い、体がとても疲れやすくなります。
また、体が冷えることで血流が悪くなったり、胃腸の働きが落ちるので、全身に不調が出やすくなります。

すぐにできる養生としては、
・水分補給は少量をこまめに。特に冷たいものは一気飲みぜず、1〜2口ずつ飲む🍵
・エアコンに当たり過ぎない🛡
・外出時サッと羽織れる服を1枚を。手首、足首、首をガード🧥
・お風呂は、お湯につかる日を作る♨
・湧泉、三陰交などの体を温めるツボを押す👍

少し意識するだけで、体の冷えやすさ、疲れやすさは変わります。
最近は突然の暑さで体調を崩す方、エアコンによる冷えや喉の痛みが出る方等が増えています。
気になることがあれば、いつでもご来店・お問い合わせください🐼

無理しない程度に今週も頑張りましょう~☀

現在、新宿店では10分でできる無料の体質チェックを実施中です。
暑さ対策は、ご自身の体質を知ったうえで行うとより効果的です。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお越しください。

新宿店 田中

2023/07/11

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売