お久しぶりです、渋沢です。
年末の気配が感じられる時期になってしまいました。
街なかはクリスマスのイルミネーションなどもきらびやかですね~。
とは言え、バタバタと慌ただしい季節でもありますので、皆さま体調管理お気をつけ下さいね。
さて、もうだいぶ前の話になってしまい、遅ればせながらのご報告ですが、
10月に婦人科・不妊症講座の研修で、中国の西安に1週間行かせていただきました。
西安は、唐の時代までは「長安」と呼ばれ、13もの王朝が都を置いていた古都です。
この西安にある陝西中医学院付属病院で実際に臨床研修をさせて頂きました!

実際に院長先生や、老中医(ベテランの中医師)の外来診察につかせていただいたり、
(中医学講師の劉伶先生や王愛延先生が通訳をして下さっています)
超音波検査の見学(卵胞の発育・排卵の有無を確認中)をしたり、

病棟では、「切迫流産」「悪阻(つわり)」の患者さんを中心に回診に同行。
病院の廊下をぞろぞろと歩く研修団・・・

また、午後は「反復性流産(滑胎)」や「不正出血」に関して
院長始め、中医師・西洋医師の講義。

こちらの病院は、中医学と西洋医学の診療を融合して行っている病院。
(中国では、中医学の医師免許と、西洋医学の医師免許の資格は別ですし、大学も別です)
中医師の先生(向かって左の男性の先生)と西洋医(向かって右の女性の先生)の先生
双方からの見解や症例・治療対策などを丁寧に細かく伺う事ができ

研修に参加した全国の薬局の先生方からも多数の質疑応答があり、白熱した時間となりました。
研修は朝8時から午後5時までしっかり。
盛りだくさんの研修内容に、脳ミソも久々にフル回転で頭パンパン!
いや~、知恵熱を出しました・・・(*-*;)
とは言え、なんとか無事にきちんと研修修了証を院長先生から頂く事ができました!
(この時、いろんな方向からカメラを向けられていて、私も院長先生もどこを向けば良いかわからず、目線があっていませんがご愛敬と言うことで・・・)

でも、病院で実際に研修させてもらえる事もそうですが、
今回一緒に研修に参加している先生達も皆さん
日本の子宝漢方相談ではベテラン中のベテランの先生達。
先生達のちょっとした疑問や、目の付けどころなど、改めてなるほどと思う事ばかり。
普段、職場の中だけだと、どうしても症例も知識も得る範囲に限界が出てしまいます。
ですが、こう言った場に参加する事は多くの症例を知る事ができると同時に、
新たな多角的な考え方・とらえ方を知ることができ、大変勉強になりました。
この研修で得た知識を、少しでも日々のお客様への相談に還元できるよう
頑張っていますので、皆さまよろしくお願いします!
<オマケ>
西安と言えば、世界遺産の兵馬俑ですよね!
