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体を内側から温める!~鶏肉の漢方炒め~

こんにちは、新宿店の田中です。
現在当店に来てくれている実習生がブログを書いてくれました。
寒くなる時期に是非参考にしていただきたい内容です。

実習生の佐々木です。
先日、研修塾仲間と中華料理店に行って来ました。
その時まず最初にオーダーしたのがこちら↓

「鶏肉とクコの実・当帰の炒め物」
中薬学の授業で勉強したクコの実(生薬名は枸杞子)と当帰が入ったお料理ということで、私たちは興味津々!
赤いレーズンのような形のものがクコの実です。小さくて分かり辛いですが、5mmくらいのコロコロしたものが当帰です。
当帰を初めて食した私たちですが、食感はごぼうのようで、味にはクセもなく食べやすかったです。

中医学では、生薬だけではなく、食材にも体を温めたり冷やしたりといった効能があると考えられています。

今回いただいたお料理の食材の効能は…
鶏肉  -体を温める、体力を回復させる
ネギ  -体を温める、風邪の予防や初期の症状対策にも
クコの実-潤いを補う、視力減退・かすみ目に
当帰  -血を補い、血のめぐりを良くする

補血が必要な私は当帰を美味しくいただくことができて、大満足でした。

今年の冬は暖冬との噂ですが、冬はやはり寒いものです。
冷えは万病の元とも言われますし、できるだけ体を冷やさない工夫をしていきたいですね。
その工夫の一つが、食養生。体を温める食材を摂ることで、体を内側から温めていきましょう。
代表的な食材をご紹介しますので、ぜひ日々の献立に取り入れてみてください。
生姜、にら、ニンニク、シナモン、エビ、鮭、羊肉、らっきょうなど。

飲み物では、紅茶がおすすめです。
ただし、飲み過ぎには注意したほうがよさそうです。温かい飲み物は、一時的に体を温めますが、たくさん飲んでしまうと、体に水分がたまり、むくみなどの原因になります。
温かい飲み物を少しずつ飲むようにすると良いです。
体を温める食材の力をかりて、寒い冬をうまく乗り切りましょう!

2023/12/08

花園神社 酉の市に行きました♪

こんにちは、新宿店の田中です。
先週末から急激に気温が下がり、冬服や暖房が追いついていません(・・;☃
皆様はご体調いかがでしょうか?

先週末、初めて新宿 花園神社 酉の市(前夜祭)に参加してきました!
【花園神社 酉の市2023】
・一の酉:11月11日(土) 10日(金)前夜祭
・二の酉:11月23日(木)   22日(水)前夜祭

仕事終わりに行きましたが、かなりの人!それでもコロナ前よりだいぶ少ないそうです。

酉の市で名物といわれる「切山椒」を買いました。
商売繁盛とともに、魔除けの意味もあるそう。味もスッキリで美味しかったです。

各お店の縁起熊手がキラキラで、めちゃくちゃ運気が上がった気がします。

他のお店には、亀の縁起熊手もありました。
亀は日本では縁起物とされ、中国では亀は知恵と長寿を象徴する動物で、「亀板」として漢方薬にも用いられます。

11月23日は二の酉が開催予定ですので、ご興味のある方はぜひ行かれてみてください。

 

店頭では、今月いっぱい婦宝当帰膠キャンペーンを実施しています。
縁起の良い色です(無理やりですが…)!冬のお供にオススメですよ~♪

2023/11/14

カゼの引き始めに葛根湯はホント?

こんにちは、実習生の岡部です。

「カゼの引き始めに葛根湯!」
皆さんも1度はこのフレーズを耳にしたことはあるのではないでしょうか?
でも、これって本当なの?と思ったことはないですか?

また、
「葛根湯を飲んだ後はどうしたらいいの?」
「葛根湯はいつまで飲むの?」
今日はよくある疑問についてお話ししたいと思います。

Q.「カゼの引き始めに葛根湯?」
A.「半分正解で、半分間違いです。」
皆さんもカゼを引いた時のことを思い出してみてください。毎回同じ症状ではないはずです。
漢方では、カゼは大きく2つのタイプに分けて考えます。
①「寒気が強いゾクゾクタイプ」
・自覚として寒気>熱っぽい
・頭痛、首や肩が凝る
・節々が痛い
・透明な鼻水、くしゃみがでる

②「熱っぽくて喉が痛いタイプ」
・自覚として熱っぽい>寒気
・高熱が出る
・喉が痛い
・口が渇く

葛根湯が合うタイプは寒気が強いタイプです。特に「寒気が強い、首や肩が凝る、頭痛、汗はかいていない」という方は葛根湯がピッタリです。
逆に、熱っぽいタイプのカゼには葛根湯は合わないのでご注意を!

Q.「葛根湯を飲んだ後はどうしたらいいの?」
A.「身体を温めるよう心がけてください。」
葛根湯は身体を温めることでカゼを治す薬です。
ですので、より効果がアップするような方法をいくつかご紹介します。
・白湯や生姜湯、くず湯などを飲む
・おすすめの食事は、ネギや生姜を入れたお粥や煮込みうどんなど温かくて消化の良いもの。
・首元や足首などを冷やさないようにする
などです。

Q.「葛根湯はいつまで飲むの?」
A.「汗がじんわり出て身体が楽になるまでです。」
葛根湯を飲んだ後は身体がポカポカしてきます。その後じんわり汗ばんで症状が落ち着くようなら服用をやめてもいいと思います。
ここで注意が必要なのは、汗がダラダラ出るのに症状が残ってるからといって、葛根湯を飲み続けることです。この場合は別のタイプに変わっているので、他の漢方薬に変える必要があります。

これからさらに寒くなり、体調を崩しやすくなります。
あれ、カゼっぽいな?と思った時は、早めに漢方薬を試してみてはいかがでしょうか。

岡部

2023/11/09

これからの時期オススメの生薬

こんにちは。
研修生の岡部です。

皆様は漢方薬の中に入っている「生薬(しょうやく)」を実際に見たことがありますか?

写真は、都内の植物園で撮影した「トウキ」という植物です。

匂いを嗅いでみると、セロリのような香りがします。
イスクラ商品で代表的なものは、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)で、トウキが約7割入っています。

今日は、この「トウキ」という植物について、中医学的に紹介します。
薬用部位は写真に見えている花や葉ではなくて、根を使っています。

「トウキ」のポイントは「補・活・温」の3つです。

(1)不足している血を増やす「補血」作用
血管の中を流れて全身に栄養を届ける「血」という物質があります。血が不足すると身体の色々なところが栄養不足になります。例えば、肌の乾燥や髪のパサつき、爪が割れやすい、唇の色が薄くなるなどです。トウキには不足している血を補う作用があるので、このような症状の改善が期待できます。

(2)流れが悪くなった血の巡りを良くする「活血」作用
血の流れが悪くなると、肩こりや頭痛、生理痛など痛みが出ると考えられています。トウキには血の流れを良くする作用があり、そのような症状の改善が期待されます。

(3)補血・活血をすることで、冷えを改善する「温通」作用
血は量がたっぷりあって、スムーズに流れることが大切です。この2つの働きができると、冷えの症状も改善できます。婦宝当帰膠を飲んだ後に、ポカポカ温かくなった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際の漢方薬では、複数の生薬を組み合わせて作られています。婦宝当帰膠も他の生薬を組み合わせることで、トウキの働きを高めています。

これからの寒い季節に「トウキ」の入った漢方薬を飲んでみてはいかかでしょうか?

2023/10/20

男子ご飯 ~秋の養生編~

研修生の貝津駿吾です。
前回乾燥対策についてお話しさせていただきましたが、
今回は乾燥の季節にピッタリな秋の養生レシピを2つ紹介したいと思います。
男性でも簡単に作れるので、ぜひお試しください♪

1.【蓮根と豚肉の甘酢炒め(2人分)】所要時間15分
・豚バラ肉  200g
・蓮根    150g
・ネギ    適量
・酒     大さじ2
・片栗粉   適量
・醤油、砂糖、酒、みりん、酢 各大さじ2

~作り方~
①蓮根の皮を剥き食べやすい大きさに切り10分ほど酢水にさらします。
②その間に、醤油、砂糖、酒、みりん、酢を混ぜ合わせてタレを作ります。
③豚肉を5㎝くらいに切り片栗粉をまぶして、フライパンで焼きます。
④豚肉に火が通ったら軽く水洗いした蓮根を炒めます。
⑤蓮根に軽く火が通ったらタレを入れ全体に絡ませて完成です。

食材のポイント
・豚バラ肉:エネルギーを補い、虚弱体質の改善に効果があります。疲れにくい体をつくるのに役立ちます。
・蓮根:肺を潤す作用があるので、今の季節の乾燥予防に効果的です。乾燥しやすい肺を労りましょう。
・ネギ:辛味成分が体を温めて風邪の予防に効果があります。これから寒くなり、風邪が流行る季節になるのでピッタリです。

 

2.【きくらげと舞茸と枸杞子の卵スープ(2人分)】所要時間20分
・きくらげ     1つかみ
・舞茸       1/2株
・卵        1個
・白ゴマ      適量
・枸杞子      適量
・ごま油      適量

スープの材料
・おろししょうが  小さじ1
・鶏がらスープの素 小さじ2
・醤油       小さじ1
・水        600ml
・塩胡椒      適量

~作り方~
①きくらげは乾燥の場合、15分前後水で戻します。
②鍋にごま油を入れて熱し、きくらげ、舞茸を加えて中火で2〜3分炒めます。
③スープの材料を入れて煮立たせます。
④とき卵を加えて、白ゴマ、枸杞子を入れて完成です。

食材のポイント
・きくらげ:生命のエネルギーの源である「腎」を補い、疲れを取りやすくします。
・舞茸:内臓の働きを高めて、エネルギーを補います。疲れて元気の無い人におすすめです。
・白ゴマ:体の中から潤し、お肌の乾燥や便秘の改善に効果的です。
・枸杞子:滋養強壮や老化防止、目のかすみにも効果があります。

旬の食材を摂り入れることで、日々の生活に養生を取り入れてみてはいかがでしょうか。腹8分目を意識して充足した秋にしましょう。

 

2023/09/28

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売