イスクラ薬局で働かれているスタッフの皆さんについて教えてください。
Q1.どんな方が働かれているのですか?

A1.スタッフの構成については、正社員・アルバイト・研修生からなり、その内約8割が薬剤師です。 スタッフの多くは大学を卒業した後に漢方専門の学校で勉強しています。本場中国の大学に留学したスタッフもいます。 ストレートに漢方の世界に飛び込むものは少なく、多くは調剤薬局や製薬会社の研究・開発等一度違うところで働いてからというケースが多いですね。
スタッフに共通していえるのは、やっぱり漢方を全員が愛しているという点です。とりあえず漢方でもやってみるかというスタッフは一人もいません。漢方薬の良さを多くの方にお伝えし、そして一人でも多くの人に健康になっていただきたいと願うスタッフばかりです。
Q2.漢方のスキルアップはどのようにされていますか?
A2.この業界は勉強会というものを盛んに行っています。メーカー主催の勉強会や各地域別に薬局が集まって行う勉強会、有志で集まって行う勉強会など多くの勉強会があります。勉強会の内容は、イスクラ産業が関わっているものだけでも①商品知識を深める勉強、②初級・中級・上級コースといった個々のレベルアップのための中医学講座や、③不妊症講座・皮膚病講座・悪性腫瘍講座など専門性をつけていくもの、その他全社員による勉強会も月に一度行っています。
スタッフの私たちは、個々の日々の勉強は言うまでもありませんが、これらに積極的に参加し個人のスキルアップを図っています。その成果として、中医学の国際ライセンス(国際中医専門員)取得者も数を増やしています。
Q3.研修生について教えてください。
A3.研修生は、イスクラ薬局の特徴のひとつですね。週に2~3回研修生を受け入れています。
業界内の若手育成のため、約30年前にイスクラ産業は「高円寺塾」を設立しました。そしてそこからスタートさせ現在は「イスクラ中医研修塾」と名前を改めて運営しています。研修生とは、この塾の塾生に当たるわけです。そこでは一流の講師陣から中医学の基礎理論から応用まで徹底的に学ぶことができます。それ以外にもこれからの薬局のあり方や薬局・薬店の経営についても学ぶことができます。これほどの良い環境はないのではないかと私は思います。研修生は、実務経験を積む場として薬局で研修しています。例えるなら大学病院でいうインターンのような存在だといえますね。また、卒業を迎える頃には、本場中国の中医大学病院での研修があります。
