立夏も過ぎ、いよいよ初夏!
徐々に夏日が増えてきましたね。
体が暑さに慣れるまでムリはしないのが吉ですよ。
少し前ですが、X(旧ツイッター)で白髪の話題を見かけました。
「白髪は単なる老化ではなく、白くなってがんを回避している」
調べてみると、もとは東大医科学研究所からの発表でした。
(プレスリリースはこちら)
ザザッと説明してみます。
まず、髪と色素幹細胞との関係です。
髪の色素、メラニンを作る色素細胞は髪の生え変わりの際、髪と一緒に抜け落ちます。
新しい髪は、色素幹細胞からできた新しい色素細胞が供給され、その色素細胞が毛根でメラニンを作り、黒い髪になります。
この色素幹細胞のDNAに致命的な傷がついたとき、
そのまま色素幹細胞からできた色素細胞はがんになってしまいます。
ここでがんにならないように、色素幹細胞には“老化細胞になる段取り”が組まれます。
老化した細胞は排除されるので、その毛包ではメラニンは供給されず、結果として白髪になる……ということです。
(ちなみに、色素細胞のがんは「メラノーマ」と呼ばれ、ほくろのような見た目のがんです。非常に進行が速いがんのため、早期発見・早期治療が推奨されます。)
「生死に関わる大事にならないよう、どうにかした結果が白髪」とは、
本当に人間ってよくできてますね。
健康な人でも細胞の変質やがん細胞は発生しますが、通常は体内の免疫のシステムによって排除されています。
これは中医学では「気」による「防衛」です。
「気」がうまく働けないような、
・頑張りすぎ
・ストレスかかりすぎ
・ちゃんとしたごはん食べてなさすぎ
こうした状態を避けるのが一番の健康の道です。
髪は、中医学において「腎の華」。
健康的に年を重ねるためにも「腎精」を養って「補腎」して、髪も身体も大切にしたいものです。



