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腸活と睡眠の深い関係

こんにちは、丹沢です。

以前、腸活についてお話しした際、少し睡眠についても触れましたが、今回は「睡眠と腸の関係」について詳しくご紹介いたします。

実は、腸と睡眠は一見すると無関係のように思えますが、とても深い関係があります。
近年の「脳腸相関」に関する研究では、腸内環境が睡眠の質に大きく影響することが明らかになってきています。

【腸と睡眠ホルモンの深い関係】
①睡眠ホルモン:メラトニン
睡眠を促すホルモンとして知られる「メラトニン」は、脳内の松果体で作られます。
メラトニンは、起床後13時間くらい経つと体内で増え始め、これにより自然に眠くなります。
(ex:7時に起きた場合、20時頃から増え始めます。)

このメラトニンの材料となるのが、幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」です。
日中にセロトニンの量を増やすことは、睡眠の質の向上につながります。

セロトニンは必須アミノ酸である「トリプトファン」を材料として作られます。
トリプトファンは肉や魚、大豆製品などのたんぱく質に含まれており、腸内細菌はその代謝や吸収をサポートしています。
そして、体内のセロトニンの約90%は腸で作られているため、腸内環境が乱れるとセロトニンの産生が低下し、結果としてメラトニンの分泌にも影響を及ぼす可能性があります。

②ストレスホルモン:コルチゾール
睡眠にかかわるホルモンとして、副腎で作られる「コルチゾール」があります。
コルチゾールは「ストレスホルモン」とも呼ばれ、朝に多く分泌されることで目覚めを促し、日中の活動を支えています。
しかし、仕事や人間関係などによる慢性的なストレスが続くと、コルチゾールの分泌リズムが乱れ、自律神経のバランスも崩れやすくなります。

近年の研究では、腸内細菌は脳と副腎をつなぐ「HPA軸(視床下部・下垂体・副腎系)」に影響を与え、コルチゾールの分泌にも関与していることもわかってきています。
つまり、腸内環境を整えることは、お腹の健康だけでなく、ストレスや質の良い睡眠にもつながります。

【中医学的視点】
中医学では、消化吸収を担う「脾(ひ)」は、気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)を生み出す重要な働きを持つとされています。
そして、「脾は思を主る(ひはしをつかさどる)」という言葉があります。
考え事が増えたり、心配事があったり、不安を感じたりすると脾胃の働きが低下し、食欲が減退することがあります。

食欲が低下すると、気血の生成が十分に行われなくなり、「心(しん)」に届く血が不足します。
中医学では、この状態が不眠の原因になると考えます。

また、「胃気不和(いきふわ)」という状態も不眠と深く関係しています。
これは暴飲暴食などで胃の働きが乱れ、消化が十分に行われていない状態を指します。
胃の中に食べ物が停滞すると胃気の流れが悪くなり、心身を落ち着かせることができなくなるため、不眠が生じると考えます。

このように中医学でも、脾胃の働きと睡眠は密接につながっていると考えられています。

【まとめ】
睡眠の質を高めるためには、寝具や睡眠時間の確保だけでなく、腸内環境を整えることも大切です。
毎日の食事や生活習慣を見直し、腸活を続けることで、より快適で質の高い睡眠を目指してみてはいかがでしょうか。


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2026/08/31

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