こんにちは!毎日蒸し暑い日が続きますね!
節電の夏ということもあり、今年はエアコンをつけるのをやめようと思いましたが、
連日の猛暑でエアコンのスイッチに手が伸びてしまい
「やめること」自体をやめてしまいました。
そんな中、7月から新しい研修生が入ってきました。
年齢が20代前半ととてもフレッシュで、
10歳以上離れている自分となかなか話が合いません・・・・
「意外と若く見えますよ」という言葉に、
何か複雑な心境の今日この頃です。 (市川)
イスクラ薬局(東京)
こんにちは!毎日蒸し暑い日が続きますね!
節電の夏ということもあり、今年はエアコンをつけるのをやめようと思いましたが、
連日の猛暑でエアコンのスイッチに手が伸びてしまい
「やめること」自体をやめてしまいました。
そんな中、7月から新しい研修生が入ってきました。
年齢が20代前半ととてもフレッシュで、
10歳以上離れている自分となかなか話が合いません・・・・
「意外と若く見えますよ」という言葉に、
何か複雑な心境の今日この頃です。 (市川)
2011/07/08
とある映画に、『日本が沈没する』ことをテーマにしているものがありますね。この映画ではその原因を大陸移動説に絡めたものでした。
これが本当に起こりうるのかは難しくて分かりませんが、近年の異常気象や地球温暖化による海面上昇を考えてみると、
日本が海の底に沈んでしまうというのも、それほど架空のお話ではないのかもしれないと思ってしまいます。
まだまだ残暑厳しいこの時期、皆様はぐっすり寝られているでしょうか。エアコンをつけたままで寝てしまい風邪を引いてしまったり、
反省して止めて寝れば暑くて熟睡できなかったり・・・。寒い冬も辛いものですが、
これ以上脱ぐものがないというところまでいってもまだ暑いというのは切ないことです。睡眠がとれていないと、
前日の疲れを解消できないままさらに翌日の疲労を上乗せしてしまい、どんどん身体が重だるく、疲れやすくなってし
まいます。
中医学の要である『陰陽学説』において夏は「陽」に属するため、身体の「陰分」が消耗されやすく、
体液が濃縮されてしまい脳梗塞や心筋梗塞が起こりやすくなってしまいます。水分を多めにとったり睡眠を長めにとることで「陰」
を補うことができ、バランスを保つことができるのです。少し大変ですが、早寝早起きを心がけ、エアコンは控えめにして、
夏の疲れを残さないようにしましょうね。
~先月から続く風邪のお話②~
寝て起きたら39度!さてどうしたものかと思いましたが、汗も出ており、しばらくすれば熱も下がるだろうとまだ軽く考えていました。
ですが、こんな時に限ってどうしてもはずせない法事の席があり、無理を押して出かけました。もちろん天津感冒片や板藍茶、葛根湯、
勝湿顆粒などは忘れずに持っていきましたよ。
ただ、やはり風邪の時は休養が一番であることをその後思い知ります。しばらくは38度台だったのですが、這うようにして帰ってきて、
家でゆっくりと横になってもう一度熱を測ると39度に復活。この日の夜は非常に辛く、朝がくるのをひたすら耐えて待っていました。そして、
とうとう病院へ行くことを決意。朝一で診療所に行きましたが、クーラーが耐え切れず「毛布ありますか?」と受付の方に尋ねると、
哀れみの表情とともにタオルケットを貸してくれました。先生の診察は「上部気道炎」。まあ、要するにただの風邪。こんなにつらいのに
「風邪でしょう」と言われちょっとショックでしたが冷静に考えれば確かにその通り。解熱剤としての座薬1錠と、一般的な解熱鎮痛剤、
抗生物質を処方されました。
これ以上仕事を長く空ける訳にもいかず、手持ちの漢方薬が切れてしまったこともあり、
ちょっと不本意だったのですが西洋薬を飲む事にしました。で、この座薬がもうすぐに効きました。ちょっと悔しいのですが、
飲むと37度台まで下がり、身体が楽になり、本当に助かりました。しかし、このお薬、6時間ほどで効果がなくなり、
今度は以前よりもっとひどい寒気が襲ってきたのです。そしてこの寒気が収まり、汗をかいた後に熱を測ったら‥とうとう出ました40度!
大台到達になぜか少し悦びを感じた私の話は、すいません、まだ次号に続きます。《萬代》
『黄帝内経』には、同じ味のものを摂り過ぎたときの弊害について記載されています。酸味を食べ過ぎると肉が萎縮して唇が乾き、
苦味を食べ過ぎると皮膚がカサカサになって体毛が抜け、辛味の食べすぎは筋が引きつって爪が割れ、
鹹味の食べすぎは血が粘稠になって血行が悪くなり、顔のツヤがなくなるといいものです。
けっこう極端ですが、大事なのは五味をバランスよくとること。偏食はそのまま身体の偏りを招くのですね。
2009/03/17
先日、何気なくみていたテレビである植物のことを紹介していました。それは一般的には雑草として扱われているが、山形県では
「ひょう」と呼ばれ、一種の山菜として親しまれているというのです。よくよく観ているとそれは「スベリヒユ」
という植物であると分かりました。
「スベリヒユ」は熱滞から温帯にかけて分布する多年生植物であり、葉や茎は多肉質で乾燥に強い植物です。民間療法では茎、
葉は利尿薬や解毒薬として、また葉の汁は虫さされに使われてきたようです。
名前の語源は、ます”ヒユ”とは”かわらしい”という意味があり、茹でるとぬめりが出るため「スベリヒユ」という名が付いたそうです。
この「スベリヒユ」は馬の歯のような形をしていたため、馬歯見(ばしけん)言われたり、茎は赤、葉が緑、花が黄、根が白、
実が黒いことから『五行草(ごぎょうそう)』とも言われています。
道を歩く時よく見てみると、東京でも見つけることができますよ。今までただの雑草としか見ていなかった草も、
実は食べれたり生薬として活用されていたりするんだなと思うと、外を歩くのも楽しくなりますよね。
「スベリヒユ」はイスクラ薬局でも『五行草茶』というハーブティーとして店頭に並んでいますので、
お試しになってみたい方は店頭スタッフまでお問い合わせください。
【田宮】
6月・7月は定休日と重なってしまったため中野店の日ができませんでした。というわけで、
9月は16(火)~18(木)の3日間を中野店の日とします。ご来店の方には特典がありますので、この機会に是非いらしてください。
「いただきます!」
グルメ志向の一方で、食事が軽く扱われている気がします。できあがったものが、簡単に手に入るので、食事を作ってくれる人、
調理をしてくれる人、その他沢山の人への感謝の気持ちも薄れがちです。
また、食べるということは命をいただくという行為であることも忘れたくないと思います。たまに魚をさばきますが、血生臭さ、
手間があってこそ美味しくいただけるのだと感じます。感謝の気持ちで「いただきます!」と食事を楽しみたいと思います。
そしてもっと世の中に感謝の気持ちが広がっていくと良いなと思います。【村地】
心と身体のクセ
『心(しん)』
~循環器系が弱点のタイプ~
ギラギラ陽差しが強い夏の時期は、
暑さでイライラしたり落ち着かないなどの興奮状態になるかと思えば、
ボーッとして集中力に欠けたり不安感に襲われるなど、
気分の上下がどちらも出やすくなるのが特徴です。季節は問わずに思いあたるフシのある方は、
性格の問題かと悩んでいる場合もあるかもしれませんが、実は『心(しん)』のトラブルかもしれません。
中医学で言う『心(しん)』には、
心臓や血管などの血液循環のほかにも文字通りココロを表す精神活動も含まれます。
冒頭に挙げた精神面の他、身体面で動悸・息切れ・不整脈が出やすい方には、『心』
に大きな影響を与える夏が苦手な場合が多いようです。
汗の量を調節する役割もあり、少し複雑な働きをする『心』。
ケアするための具体的な養生法は次回ご紹介しましょう。
*心の働きを調整する漢方薬*
天王補心丹、麦味参顆粒、帰脾錠、星火牛黄清心丸など
*その6につづく【田村】
毎月なかのほっとラインをご愛読いただきありがとうございます。
8月下旬に涼しくなったと思ったら、9月に入りまた暑さが戻ってしまいましたね。皆さんも体調管理が大変かと思いますが、
無理せず楽しく毎日を過ごしてください。
ご意見・ご感想などがございましたら、店頭スタッフまでお気軽にお申し付けください。
2008/09/17
暑い日が続いてますね!でも夏はこれからが本番です。今回は、夏を乗り切るための漢方薬のひとつをご紹介します。
中医学で夏の季節と最も密接な臓府は”心”であるとされています。そのためこの季節は心の病機に気をつけなければなりません。”心”
とは西洋医学でいう心臓の循環系だけでなく中枢神経系も司っています。
夏は暑さのために、多量に汗をかきます。過度の汗は血液濃度が上がり血液を粘らせます。またエネルギー”
も消耗するため心臓の収縮力も低下し、さらに血行が悪くなります。
こんな時におすすめするのは麦味参顆粒です。麦味参顆粒は『生脈散』という漢方薬をもとに作られました。生脈散とはその名の通り、
脈を太くし強くする作用があります。補気の王様といわれている『人参』・身体の表面に潤いを与えてくれる『麦門冬』・収れん作用のある
『五味子』の3種類の生薬がバランスよく配合されています。
スポーツを行うときにスポーツドリンクと共にお持ちいただいたり、夏ばて予防にもお使いいただけます。
効能・効果:虚弱体質、肉体疲労、病中、病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え性など
【田宮】
誠に勝手ながら今月、8月より定休日が 木曜・祝日→日曜・祝日に変更となりました。
皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、これからもイスクラ薬局中野店をよろしくお願い致します。
「寝る子は、やはり育つ!」
睡眠不足で脳がはっきりしないということをよく経験します。それは脳を休ませる時間が少ないせいだといわれています。そこで、
「十分に睡眠をとることは大切だ」という話になりますが、実は、睡眠の効果はそれだけではありません。なんと、
寝ること自体が積極的に脳をよくしているらしいのです。
考え事をしていると、脳の中では代謝が活発になり、エネルギー(カロリー)を使います。運動をしなくても、
脳を使うことでエネルギーの消費は上がっていくのです。ですから仕事や勉強などに集中しつづけていると、脳は疲労困憊してきて、
しっかり物事を考えることができなくなってしまいます。だからこそ、休息は必要となるのです。
例えば、試験勉強などでは、試験前日に徹夜するよりも、ある程度勉強したら寝てしまい、
脳の中で知識の整理が行われるのを待つほうが効率が良いということです。
また、睡眠はたくさんとればいいということではありません。健康の維持という面からみれば、1日6時間くらいがちょうどよいでしょう。
たくさん眠りすぎると、かえって病機になりやすくなるという研究結果もあるようです。規則正しい適度な睡眠こそが大切だということですね。
【安澤】
湿気を飛ばして『脾』を守ろう!
~消化器系が弱点のタイプ~
前回お話した通り、自然界の水分である雨や湿気などに弱い人はもちろん、
冷たいモノを多く摂る夏は注意が必要です。水分が正常に排出できずにいると、
体内にジメジメした邪気として留まり、消化器系(=脾)
の働きを低下させます。精神面ではだるい・気力が出ない・
ゆううつなどスッキリしない状態に・・・。
夏に美味しいビールにスイカ、ジュースなどもホドホドに、
体内の湿気を飛ばして爽やかにこの季節を乗り切りましょう。
『脾』が弱点のタイプにはこんな特徴があります
【心身の状態】
食欲不振、吐き気、軟便、下痢、胃の膨満感
めまい、だるさ、気力の低下 など
【舌の状態】
白or黄色の苔、苔が厚く付く
全体が湿っぽい、舌が大きい
↓オススメ食材はこちら↓
●身体にパワーをつけて湿気を飛ばす食材
枝豆・そら豆・大豆などの豆類
里芋・山芋などの芋類
●利尿作用を利用して湿気を飛ばす食材
トウモロコシ・モヤシ・ハトムギ
キュウリ・冬瓜などの瓜類
ワカメ・昆布などの海藻類
●水分の巡りを良くして湿気を飛ばす食材
紫蘇(大葉)・生姜などの香味野菜 【田村】
毎月なかのほっとラインをご愛読いただきありがとうございます。
今月より定休日が変更となりました。従来の木曜・祝日から日曜・祝日になりましたのでお間違えのないよう、よろしくお願いいたします。
ご意見・ご感想などがございましたら、店頭スタッフまでお気軽にお申し付けください。
2008/09/04
湿度が高く、雨の多いこの時期はジメジメしていて嫌ですよね。皆さん,お体の調子はどうですか?
外気に湿気が多いと、体にも影響がおよんでしまいす。水分がうまく代謝されず、体内に停滞しやすくなります。すると、食欲不振や、だるい、
軟便または下痢などの症状(特に消化器症状)が起き、体調を崩しやすくなります。
そんな時におすすめするのが『勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)』です。勝湿顆粒はその名の通り、湿に勝つ。つまり、
体内に停滞している水分を取り除いて、症状を改善してくれます。
その他にも、同じように消化器症状の出やすい夏かぜにも良いですよ。
また、この時期によい食物はハトムギや山椒、フェンネル、シソの葉などで,お腹の働きを助け、停滞している水分をとってくれます。
食材にもこういった働きがあるので取り入れてみるのもいいですよね。
お試しになりたい方はスタッフにお声をかけてください。
【田宮】
誠に勝手ながら8月より定休日を木曜日→日曜日と変更させていただきます。
皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、これからもイスクラ薬局中野店をよろし
くお願い致します。
スタッフ一同
「脳は好きなものにしか反応しない?」
脳は、好きなことをやっている限り、
あまり疲労を感じず、好きなことをさらに極めるために変化していくそうです。つまり、好きなことを続けていれば、
脳自体がそれにあった方向に進歩し、それを学ぶための環境が脳の中に整えられていくため、努力していても、辛いとか、
いやなものだと思わなくなるのです。
一流と呼ばれる人たちが、その能力を発揮できるのは、ある特定の分野に限られています。彼らは自分の興味や好きなことだけに、
驚異的に努力できる人たちであり(もちろん運も味方しているでしょう)、「才能」とは、
ある分野で驚異的な努力ができる能力のことなのかもしれません。
特定のものに関心を示す「共振する心」というものは、個人個人違っています。道に咲く花をきれいだと感じる人がいれば、
何も感じない人もいます。一方、花には関心が無くても、花の近くに落ちていた金属片に興味を持つ人もいるでしょう。
自分の脳に向いているものを探るには、共振できるものを早く見つけることです。その際にヒントとなるのが、
やる気が起こらないということは、あなたの脳がその方向へ働く気が無い、向いていない、ということだと思います。
マイナス思考は脳を衰えさせるだけです。「自分にはできる」と思えるものにはどんどんチャレンジしていきましょう。【安澤】
『脾』~消化器系が弱点のタイプ~
ジメジメ湿った今の季節、
体はダルいし気分も憂うつ・・・。『脾』が弱点の方なら、なおさらです。胃や腸などの消化器系を含む『脾』には、
雨や湿気など自然界の水分から影響を受けやすいという特徴があるからです。
湿度の高い場所で生活するのも『脾』の機能を低下させる原因となります。『脾』の機能が低下していると、カラダは
「重だるく」、ココロも「晴れない」ので
「疲れが取れにくい」と感じやすくなります。
今のような梅雨や秋の長雨の頃は特に体調を崩しやすいという方は、『脾』が弱点かもしれませんね。
日本に暮らす私達が住まいの湿気対策をしてきたように、体内の湿気もスッキリ軽やかに整えるのが『脾』
の弱点の方の養生法です。次回は、その具体的な方法をご紹介しましょう。
*脾の働きを調節する漢方薬*
勝湿顆粒、星火健胃錠、星火健脾散、星火温胆湯など
*その4につづく 【田村】
毎月なかのほっとラインをご愛読いただきありがとうございます。
今月の中野店の日は7月17日(木)ですが、定休日のためキャンペーンは次回までのお楽しみとなります。8月までお待ち下さい。
ご意見・ご感想などがありましたら、店頭スタッフまで申し付けて下さい。
2008/07/04