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薬になる植物・豆知識 の記事一覧

面白い花を見てきました

こんにちは、太田です。
新緑も深まり、まだ暑すぎずいい季節ですね。

私は先日、勉強会で筑波実験植物園へ行ってきました。
筑波実験植物園は樹木が多く、温室も広く、そしてこのシーズンの見ごろであるクレマチスやバラが沢山咲いていてとっても華やかでした。

今回は、「面白い花」(太田が勝手に選びました)をご紹介いたします。
①ヒスイカズラ
まるで絵の具で塗ったかのような鮮やかな青!蕾もなんだか鳥の爪のようで不思議でした。
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②カカオ
幹や枝から直接咲く花はとっても小さいけれど、実はとても大きくて立派。実はよく見かけますが、花は初めて見ました。
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③ショウブ
最後にご紹介するのが菖蒲湯に使われ、生薬名「菖蒲根」として使用されるショウブ。ショウブも開花中。
お分かりになりましたでしょうか。香りがよく「芳香開竅」(ほうこうかいきょう)のはたらきがあります。
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菖蒲

花ひとつをとっても、それぞれ個性的で自生する環境に適応してきたのだなあ、と植物園を廻って感じました。
きっとお近くの植物園や公園でも、見ごろのお花は沢山あると思います。
お出かけになってみては如何でしょうか♪

最後におまけで満開のヤマボウシ。葉の緑に白い花が映えていて、とってもきれいでした。
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2018/05/22

クチナシの花の季節ですね

こんにちは、太田です。
梅雨に入ったはずなのですが…、雨があまり続きませんね。

昨日雨の降る夜道を歩いていた所、いい香りが漂ってきて、みつけました。クチナシ。
春の沈丁花(ジンチョウゲ)、夏の梔子(クチナシ)、秋の金木犀(キンモクセイ)と称される3大香木の一つでもあります。

夜になると香りが強くなるなあと思っていたのですが、これ、実は夜のうちに虫を集めて受粉を手伝うためなんですって!
私もまんまと香りにおびき寄せられ、写真を撮ってきました。
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生薬としては、この八重ではなく一重のコリンクチナシの果実を乾燥させたものを使用します。
八重のクチナシ・オオヤエクチナシは実が生らないため利用できません。
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写真は漢方薬に使用する山梔子(サンシシ)。丸っこくてコロコロしてますね。
他に水梔子(スイシシ)と呼ばれる細長い形状のものがありますが、こちらは沢庵や栗きんとん等の着色に使用するようです。

サンシシは清熱瀉火・涼血解毒薬として使用しますので、アトピーのようなお肌に赤い症状が出る方にお勧めする漢方薬、温清飲・黄連解毒湯・清営顆粒などに含まれています。
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皆様も、クチナシのお花を見かけたら、栗きんとんや沢庵だけでなく、漢方薬も思い出してみてくださいね。

2017/06/19

トラブル肌にスミレを

こんにちは、太田です。
ゴールデンウィークも終わりを迎えて、既に初夏の気候ですね。
連休だった方も、連休ではなかった方も、明日で5月の1週目が終わってしまいますね…。
汗ばむ陽気が急に続いているので、体調を崩さずに5月を乗り切りましょうね。

イスクラ薬局はカレンダーどおりのお休みを頂戴しまして、私は丹沢の大山へ行ってきました。
お天気が良い一日で、山の中腹からは江ノ島と関東平野が気持ちよく眺められました。
頂上は残念ながらガスが出て、この眺め。
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けれど山はまぶしい新緑の中、ヤマツツジ・桜・スミレが満開でとてもにぎやかでした。

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スミレは本当に沢山の種類がありますが、スミレの一種・ノジスミレは生薬「紫花地丁」(しかじちょう)として用います。
何に入っているのかというと、タンポポやスイカズラなどと一緒にブレンドされた「五涼華」です。お花をブレンドしてあるお茶で、お肌のトラブルにお悩みの方にお勧めです。
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これから暑い時期にかけては汗で痒くなったり、紫外線を浴びたりと、お肌のトラブルがとても多い時期です。
今年の夏こそトラブルの少ないお肌で過ごしたい方、是非ご相談ください。

2017/05/06

百花の王とは

急に気温が上がって、冬物のコートも不要なほど気持ちのよいお天気が続いていますね。
皆さん、桜は見に行かれましたか?

新宿店の近くの新宿御苑は指折りのお花見スポットですので、
連日大きな観光バスが行き来しており、
お客様からも「人が沢山並んでいました~!」と伺ったりしています。

さて、タイトルの「百獣の王」ならぬ「百花の王」。
何かと申しますと、「ボタン」だそう。
因みに、牡丹と見分けが付きにくい芍薬は「花の宰相」という異名を持つそう。

「牡丹」「芍薬」、どちらも根っこを漢方薬にしますが植物の見分け方については過去のブログに載っていますので是非ご覧ください。
因みに、生薬の「牡丹皮(ぼたんぴ)」と「芍薬」はコチラ。

・・・根っこですね。
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牡丹皮は六味地黄丸や八味地黄丸、桂枝茯苓丸、加味逍遥散などに用いられています。
お飲みになっている方も多いのではないでしょうか。

それでは、最後になりましたが、「百花の王」の肝心なお花の写真を。
コチラは先日鎌倉の鶴岡八幡宮の神苑ぼたん庭園で撮ってきました。
桜も美しいですが、丁寧に育てられた牡丹も見頃を迎えています。

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外で過ごすのも気持ちが良い季節になってきましたので、
皆さんも是非お花見を楽しんでくださいね☆

2017/04/06

ケツメイシ!!

こんにちは^^/座波です。

新宿店の向かい側にある新宿御苑では、満開とまではいきませんが桜が咲き始めているそうです。

お花見や写真を撮りに立ち寄る方もだんだんと増えてきていますよ!

桜が満開の新宿御苑はとても綺麗なので、後日皆さんに写真でお届けしていきたいと思います★

この時期は「さくら」というタイトルの曲をよく耳にするかと思いますが、皆さんはその中でもどの曲が思い浮かびますか?

余談ですが、新宿店スタッフの中では森山直太朗のさくらが一位でした!笑

私は個人的にはケツメイシのさくらも思い浮かびます。

曲や音楽を聴くと不思議とその時代や風景や思い出を思い出しますよね!

ということで、今日はケツメイシにちなんで生薬「決明子」のお話を…★

ケツメイシ . ケツメイシと聞くと、バンドグループを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか^ ^ . 実はケツメイシ(決明子)はエビスグサという種の生薬名であり、昔から民間薬として使われています✨ . 特に日本では「ハブ茶」として流通してることが多いので、親しみのある方も多いかと思います。 . 決明子は、疲れ目や目赤などの他に便秘などにも使われます。 . 当店では焙じたハトムギ茶とハブ茶をブレンドしたお茶を販売しております . カフェインレスで香ばしく飲みやすいお茶と好評 . ちなみにバンドグループのケツメイシの名前の由来は、やはりこの決明子から来ているらしく、その便秘解消の意味から「すべてを出し尽くす!」という意味を込めて付けられたとか?!(←諸説あり笑) . 実際の決明子の通便作用は激しいものではないのでご安心を^ ^ #イスクラ薬局#中医学#漢方薬#漢方茶#薬膳#漢方薬局#漢方女子#東京#新宿#新宿御苑#ケツメイシ#さくらが聴きたくなる季節#決明子#便秘解消#生薬#すべてを出し尽くす!#かっこいい名前の由来#お茶#tokyo

【イスクラ薬局新宿店】さん(@iskra_shinjuku)がシェアした投稿 – 2017 3月 29 10:55午後 PDT

2017/03/30

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中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売