4月になりました!皆さま、お花見は行かれましたか?^^
一番早い河津桜、校庭には定番の染井吉野、山にポツポツとピンクがきれいな山桜。
どれもそれぞれに風情があっていいですよね。
この中で、山桜はその木の皮が生薬であり、皮膚疾患での治療や、咳止めとして使われます。
生薬は、枝、葉、花、実、根など、植物のいろいろな部分が使われますが、
質の軽いもの(葉や花など)は身体に対して上向き・外向きに働くことが多く、質の重いもの(実や種など)は身体に対して下向き・内向きに働くことが多いとされています。
(もちろん例外はあります)
木の皮は花や葉と比べると重たいですよね。
木の皮の生薬で有名どころ3つを例に挙げてみると、
・桂皮(けいひ) :体の芯からあっためる(内向き)
・厚朴(こうぼく):胃腸の蠕動運動を助ける(食べた物が移動していくので下向き)
・杜仲(とちゅう):肝腎を補強し足腰を強くする(薬効が足腰に向かうので下向き)
いやぁ…先人の言うことがバッチリすぎてちょっと感動しますね!
ただ、山桜の木の皮、桜皮(おうひ)は日本での民間薬。
効能を期待する場所が皮膚や呼吸器系ということは上焦、体の上のほうです。
中医学だと、桜皮は例外のひとつになるのかもしれません。
たくさんの種類の植物のいろんな部分の中で、薬として使える部位を選ぶ作業とはどんなものだったんでしょうね。
個人的には、牡蠣の殻とか化石とか琥珀とか、まったく食べようと思わないものを薬とした人にオドロキです。



