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栗食べる秋・補腎の秋!

こんにちは、北です。
さすがに10月中旬となると日が落ちるのが早いですね。

秋と言えば!
栗ですよ栗!

最近はむき甘栗がいつでもドラッグストアにあります。
それはそれで好きなんですが、栗ご飯は甘くないほうが私は好きですね!!
塩気の、生の栗で炊き込んだ栗ご飯が好きです!

栗はその形が腎臓に似ているため、補腎の効果があると言われます。
生薬としての名前は「栗子(りっし)」。
ミネラルやビタミン類もと栄養豊富なので冬の前の滋養に良いですね!

秋冬は陰の季節。
この時期は補腎にうってつけの季節です。
「腎」のケアに栗!も良いですが、おすすめは何といっても【亀鹿仙(きろくせん)】です。
動物性の生薬が含まれる亀鹿仙は、ちゅーっと飲むだけの甘くておいしいケア食品。

今年の秋は「補腎を始める秋!」にしてみませんか^^

2025/10/11

滋陰潤燥の薬膳 白キクラゲ編

こんにちは、大森です。
ようやく秋がきて、空気が乾きはじめましたね。空咳や乾燥肌など乾燥タイプのお悩み、風邪やインフルエンザの感染予防のご相談が増えてきました。

風邪予防にはうがい!手洗い!と昔から言われていますが、実はノドの粘膜の状態も大事だそうです。
以下のような最近の研究のニュースがありました。
・上気道のバリア機能に関わってくるのが、唾液の質ノド粘膜の状態
・良い唾液が出て、ノド粘膜が潤っていれば、粘膜にある「罠」にウイルスが引っかかるので、感染を阻止できる

中医学では、秋の気候の特徴は「乾燥」ですから、秋の養生は乾燥対策から!ですね。

乾燥対策といっても、水をたくさん飲めばいいわけではありません。
中医学では、ノドの粘膜は肺の一部分と考えるので、肺の潤いを保つ食材(白キクラゲ、山芋、レンコン、白ごま、豆腐、梨、ブドウなど)を多く摂ることで、体の中から潤いを補いましょう。

オススメは白キクラゲです。
スーパーではスパイスや中国食材のエリアで乾物が販売されていることが多いです。
薬膳の基本は、なによりもお粥とスープ。
白キクラゲを煮ておくと、いろいろに使えます。

【白キクラゲの下準備】
白キクラゲはさっと洗って、たっぷりの水に1~2時間浸けて戻します。
茶色い石づき部分を除き、一口サイズに切り、水で煮ます。
コリコリした食感を活かすなら、煮る時間は数分でも大丈夫。
トロトロにしたいなら、1時間半コトコト煮ます。

あとは、レンコンと長芋を加えてスープにしたり、
蜂蜜と梨を加えて煮てデザートにしたり。

肺は潤いを好み、デリケートで傷つきやすい臓腑です。
刺激物やアルコールは肺を傷つけ潤いを奪ってしまうので、控えめにしましょう。

2025/10/04

スポーツの秋!

こんにちは、丹沢です。
秋といえば、スポーツの秋ですね。
運動会や部活終わりに“レモンの蜂蜜漬け”を召し上がっていた方も多いと思います。
実は、中医学的にレモンの蜂蜜漬けはとても理にかなっています。

【酸甘化陰とは?】
「酸甘化陰(さんかんかいん)」とは中医学の理論のひとつで、
酸味と甘味を組み合わせることで、体の陰(潤い)を補う働きがあるとされています。

・レモン:酸味、生津止渇(潤いを生み喉の渇きを止める)
・蜂蜜 :甘味、補中 緩急止痛(脾胃を助け痛みを和らげる)

この組み合わせは、運動後の渇きや疲れにピッタリです。

栄養の面から見ても、蜂蜜の糖分やレモンに含まれている「クエン酸」は、疲労回復に効果的です。
また、「カリウム」も汗で失われた電解質の補給に役に立ちます。

「酸甘化陰」は、他にも「梅干しのおにぎり」や「酢豚」など身の回りにたくさんあります。
皆様もぜひ探してみてください。

2025/09/27

最期まで、口から食べたい!

こんにちは、北です。
秋の味覚が徐々に出てきましたね。
ぶどうに梨、ぎんなんに芋栗かぼちゃ…
食は生きていく上でとても大事!ならば、
ギリギリまで食を楽しみながら生きていきたいものです!^^

そのために大切なのは、「スムーズに口からものを食べられる」こと。
しっかり噛める歯、口から胃へ送るための嚥下(飲み込み)の機能、そして飲食物を消化する機能。
どれも重要ですね。

中医学では「歯は骨の余り」と言われ、骨は「腎」がつかさどります。
嚥下は口やのど周り、食道の筋肉がそれぞれうまく連携してなされますが、
筋肉=肌肉をつかさどるのは「脾」です。
そして飲食物が上から下へ向かう一連の動きは「胃」による「降濁(こうだく)」。
「胃」は、口から来た飲食物を受け止めて(「受納(じゅのう)」)、消化し(「腐熟(ふじゅく)」)、消化物を腸へ受け渡すのが役割です。

口から食べるときに大切な臓腑、脾と胃と腎。
まさにそこに関わるこんな記事を見つけました。

「食べ物を飲み込むときに 甲状腺からのホルモン分泌が増える」

ざっくり要約すると、
食べ物を飲み込むときの、のどからの情報は、
細胞を元気にし、骨まで丈夫にする

「細胞の元気」は、「腎」で言い換えられるので、この記事は、
飲食物を消化し、ちゃんと降濁できることが、腎を守る「補腎」に繋がると見ることができます。
そして「補腎」は骨と歯の健康に繋がり、歯の健康は脾胃の健康に…。
人間の身体というのは、本当にうまいことできてますね。

それならば、脾・胃・腎の健康のために、しっかりと食養生するしかありません!
・よく噛んで食べること!
・冷たい飲食で冷やさないこと!
・肥甘厚味(脂っこい・甘い・味の濃い)は控えめに!胃腸が不調なときは避けること!

ちょっとおかしいかも、というときは早めの対処がおすすめです。
「胃の降濁」を助ける漢方薬、色々ありますよ!

2025/09/20

明目の薬膳「キャロットラペ」

こんにちは。大森です。
読書の秋ですが、スマホやパソコンで電子書籍を読むのは、紙の本を読むより目が疲れます。
目にいいご飯を食べて、目を労りましょうね。

今日ご紹介するのは、明目の薬膳「枸杞入りキャロットラペ」です。

【材料】
人参
枸杞子
好みのドレッシング
粉チーズ
ディル(飾り用)

【作り方】
①枸杞子はさっと洗っておく。
②人参をスライサーで千切りにし、塩(分量外)を振ってしばらくおき、しっかりと水気を絞る。
③枸杞子、粉チーズを加え、好みのドレッシングをかけて和える。

ニンジンは滋肝明目、枸杞子は滋補肝腎・明目の効能があるので、目にはとても良い組み合わせです。
※明目:中医学用語で、目をスッキリよく見えるようにすること

ニンジンの旬は9月から12月頃。
100g中、β-カロテンが7.5mgも含まれています。βカロテンは、体内でビタミンAに変換され、目の角膜を正常に保つ・眼精疲労の軽減などの働きが期待できます。
また、ビタミンAは強い抗酸化作用があるので、発症と進行に老化が影響する白内障・緑内障・加齢黄斑変性症にもいいのです。

枸杞子は世界で最も強力な抗酸化力をもつ食物のひとつで、加齢による眼病予防に期待されるゼアキサンチンが豊富に含まれています。

旬の人参を美味しく食べて、目を守りましょう!

2025/09/13

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本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売