青葉若葉が光風薫る五月になりました。お体健やかにお過ごしでしょうか?
日中は汗ばむほどとなり夏が近いことを感じる毎日でございます。新学期・新入式など一ヶ月経過し、仕事にもなれ「ホッ」
としている時期だと思われます。
この季節、古代東洋医学では、春は「肝」の季節、感情・情志を司ると言われています。感情の起伏・自律神経の乱れは、まさに「肝」
の気の乱れでもあります。そんな季節に、香りの強い食材を取り入れたりすることは肝に良く、体にとても良いと考えられています。
もちろん食材だけでなく、東洋医学には経穴経絡(ツボ) もあり、取り入れてみてはいかがでしょうか?肝の経絡(気の流れ)
は足の親指の先からはじまり、すねの内側、うちもも、腰の後ろを通って、のど、頭の前面に達する経絡です。
その経絡上の原穴、太衝穴は、イライラ感、疲れ眼、二日酔いに効果があるといわれております。
太衝穴を軽くマッサージして効果を実感してみてはいかがでしょうか?
若葉の季節、何事も度を越しがちとなります。
お体の体調を万全にしてお過ごしください。
市川 貞行