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アトピー性皮膚炎と他の皮膚炎との違いは?

~アトピーの診断基準~
<アトピー素因※を持っている>
①痒み
②湿疹(急性段階と慢性段階で肌の状態は異なる)
③左右対称に湿疹が分布する(額・目の周り・口の周り・口唇・耳の周り首・肘膝の内側・手首・お腹・背中)
④年齢による特徴がある
・乳幼児:頭、首
・幼小児期:首、肘膝の内側2012.08.03.
・思春期、成人期:上半身(頭・顔・首・胸・背中)に症状が出やすい
⑤良くなったり悪くなったりを繰り返す

痒みのある湿疹は沢山ありますが、
アトピーには上記のような特徴があります。

辛い痒みの原因・・お肌バリアが破れているから??

アトピーの痒みの原因の中で、
アレルギーによるものは約3割程度。
多くの痒みは皮膚のバリア機能が壊れたことが原因で起こっています。

急性段階でも慢性段階でも、アトピーの人は敏感肌。

埃やダニなどのアレルゲンだけでなく、
紫外線や風、気温変化、お風呂なども刺激と感じてしまいます。

お肌を守るバリアを作るには、
内臓機能を調節する内面からの改善と保湿クリームなどを使った外側からのスキンケアで皮脂膜を作ることが必要です。

・急性段階の主なお肌状態
・湿熱(ジクジク肌)
・血熱(赤く熱っぽい肌)
・熱毒(化膿などで感染しやすい肌)2012.08.04.

皮膚に過剰なアレルギー反応や炎症が起こっている状態

~まずは火元の消火が最優先!~

中医学では
【清熱利湿・涼血解毒】
の漢方薬で急性症状に対処します。

慢性段階の主なお肌状態
・ドライスキン(ザラザラ肌)
・皮膚の肥厚(ゴワゴワ肌)、色素沈着
・皮むけ・フケ・掻き壊し(カサカサ肌)

皮膚表面に必要な皮脂膜を作る力が不足した状態

~刺激に強い外壁作りで再発防止~

中医学では
【養血祛風・潤燥止痒・健脾補腎】
の漢方薬で慢性症状の緩和と体質改善に努めます。

トラブル肌を美肌に導く食生活養生法
~快眠・快便・腹八分目~


・睡眠:夜11 時までには寝る(お肌の修復ホルモンが出ている時間です!)
・胃腸を整える:胃の不調や便秘はお肌トラブルの原因に。熱の通った物をよく噛んで食べる
・食事:腹八分目・和食中心

*お肌を回復させる食材(お肌のデトックス)

◯葉物野菜(キャベツ・小松菜・ホウレン草・レタス)
◯旬の野菜(今の時季はトマト・キュウリ・ナスなど)
◯きのこ類
◯海藻類
◯豆類、豆乳
◯豚肉・トリのササミ
◯和食
◯ドライフルーツ
◯緑茶、発酵茶

*お肌トラブルを悪化させる食材(摂り過ぎに注意)2012.08.05..
×乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)
× 卵× 牛肉・羊肉
× 魚介類
× 甘いもの
× 香辛料
× 冷たいもの・なまもの(刺身、生サラダ、アイスクリーム、ビール)
× 脂っこい食品、加工食品

2012/08/02

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売