ロンドンオリンピックも終わり、今年の夏は猛暑と睡眠不足、
夏バテなどで体調を崩してしまう人も多かったのではないでしょうか。
暦の上ではすでに秋ですが、
暑さ対策はまだまだ必要そうです。
夏で消耗したお体のケアをしっかりとすることで、
秋を健康に過ごすことができます。
中医学では、暑邪には、耗気、傷陰という性質があります。
今年の夏のように、沢山汗をかいた後の体は、陰液が消耗しカラカラの状態。
陰液は血液の一部でもあるため、陰液不足から血もネバネバドロドロに。
この状態が続くと、血液が凝固し、
様々な病気の原因となる血栓(血の塊)を作ってしまいます。
冠元顆粒 血栓予防の漢方薬
脳梗塞の発症率は、冬より夏の方が多いとも言われています。
夏の暑さで汗をかき、体内の水分(陰液)が減ることが大きな原因のひとつ。
体内の血液粘度が増し、流れにくくなると、
脳や心臓の血管に血栓が出来ることから脳梗塞が発症します。
中医学では、血が汚れている、ドロドロして流れにくい、
詰まりやすい状態を“ 瘀血(おけつ) ” といいます。
瘀血は体の異常サインで、
瘀血と何らかの関係のある病気は実に400 種類以上にもなるとか。
脳梗塞をはじめ、現代社会で急増している生活習慣病
(高血圧・脂質代謝異常症・糖尿病・肥満・心臓病・ガンなど)
も瘀血によって引き起こされる病気です。
冠元顆粒は、瘀血を取り去る活血化瘀の漢方薬。
もともと、心臓病の特効薬として開発された“ 冠心Ⅱ号方” という処方が元となっています。
強い活血化瘀作用のある丹参や活血力を補強する川芎・芍薬・紅花などからできています。
生活習慣病の改善や予防にはもちろんですが、
女性の生理痛や手足末梢の冷え、肩こりや頭痛、
老化防止など幅広く活用していただきたい漢方薬です。
麦味参顆粒 夏の疲れ・秋の乾燥対策の漢方薬
もともと“ 生脈散(脈を生じる) ” という心肺機能を高める処方の麦味参顆粒。
麦味参顆粒は、心・肺に気を補う人参、体に潤い(陰液)をもたらす麦門冬、
気や汗が必要以上に漏れ出ることを防ぐ五味子の3生薬からできた気陰双補の漢方薬。
さらに、自律神経の乱れを整える、
胃腸の働きを強める働きもありますので、まさに夏バテ後のお体の救世主。
【疲れがなかなか抜けない、だるい、食欲が落ちたまま、汗が止まらない】
などの症状でお困りの方、今からでもぜひお試しください。
また、燥邪が気になり始める秋には、お体全体の乾燥対策に麦味参顆粒を。
心肺機能を高めることは、健康維持にもつながりますので、
ご高齢の方や妊婦さん、成長期のお子様、運動される方など、
ご家族でご服用いただきたい漢方薬です。
冠元顆粒&麦味参顆粒 ダブルの効果
冠元顆粒と麦味参顆粒は、
併用することで更なる効果が期待できます。
主に血に働きかける冠元顆粒と気に働きかける麦味参顆粒。
血栓予防と心肺機能強化には、
活血化瘀・気陰双補両方の力が必要になってきます。
麦味参顆粒には、
血の粘りをとり、
冠元顆粒の活血作用をサポートすることもできます。
夏だけでなく、秋以降も続けることで元気な秋を過ごすことができます。
この時期にオススメの食材
残暑が厳しい日にはスイカやトマト、苦瓜などの食材を。
解暑・止渇の働きがあります。
やや暑さも和らぎ秋の気配を感じたら、梨やレンコン、
白キクラゲ、ハチミツなどの体を潤す食材を摂ると乾燥対策に繋がります。