こんにちは、柳沢です。
先日は皮膚のスペシャリスト、楊達(ようたつ)先生の月に1度の相談日。
楊達先生は、中医皮膚科専門で、雑誌の監修、本の出版や全国各地に指導にまわられたりと、この世界では大変著名な先生です。先生が来てくださる日は、私たちもとても楽しみな日。この日は、先生から、尋常性白斑の中医学での対策について教えて頂きました。
尋常性白斑とは、治りにくい皮膚病のひとつで、皮膚色素をつくる部位の損失を不定期にひきおこします。皮膚の色がぬけ、白い斑点ができる慢性的な皮膚疾患です。日本では、シロナマズともよばれます。原因も病機もほとんどが不明で難し疾患とされ、西洋医学ではほぼ治療法がありませんが、自己免疫、環境要因など関わっているといわれています。皮膚の炎症も、病状、状態によって良くなる期間は違いますが、尋常性白斑は、改善までに時間がかかる疾患です。。
中医学では、体表を巡るエネルギーの不足(営衛不和)、気血の不足などの栄養不足、湿熱の蓄積や根本的なエネルギーである腎の機能低下などが白斑を引き起こす要因と考えられていますと考え、対処していきます。具体的に、どんな漢方をつかっていくか、漢方対策でのポイントなど、先生からご指導いただきました。
楊達先生、いつもご指導本当にありがとうございます(*^_^*)これからも、よろしくお願いします。
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薬局内のプチ勉強会★/尋常性白斑
2013/11/27