今日は、雑誌でも多数紹介されている、“婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)”についてご紹介したいと思います。
最近、味がリニューアルされ、以前のものより甘みも増して飲みやすくなったというお声の多いこの商品。
以前から雑誌で紹介されていたり、芸能人が服用していたりという商品で、当店にも『婦宝当帰膠を雑誌でみて』というお客さまのご来店も多いです。

最近ですと、この雑誌に掲載されています☆
パソコンの中に、2012年の春(ちょっと前にまとめたものですが)に漢方百科のために、婦宝当帰膠について書きましたが、この記事が多くの方に見ていただけているようで…(^^♪
(自分が書いた記事を見てくださる方がいらっしゃると嬉しいですね◎)
ですので、その記事をもとに婦宝当帰膠がどんな商品か、どんなタイプにおすすめの商品か、再びご紹介します♪
婦宝当帰膠は、 薬局で試飲できますので、ご興味のある方はお気軽におこしくださいね(^^♪
☆当時の漢方百科の記事はコチラ⇒婦宝当帰膠/漢方百科の記事
~当時の婦宝当帰膠の記事より抜粋~
*婦宝当帰膠の成分の7割は当帰*
婦宝当帰膠の主成分である当帰は、中国では昔から『女性の宝』といわれ、血の巡りを良くし、体を温め体力をつけるなどもっぱら女性の薬として使われてきました。
婦宝当帰膠は成分の70%を占める当帰を主役とした9種類の生薬で構成された漢方製剤です。
*当帰って??*
当帰は、女性に欠かせない生薬としてしられるセリ科の植物で強い芳香性があり、紫色を帯びた茎の上に、小さな白い花を咲かせます。
薬用として使われているのは、地中に30センチほど伸びた肥厚性の根の部分。精油成分、ビタミンB12・葉酸などを含んでいます。
血液を補い体を温め、血流をよくすると言われ、中国では昔から『女性の宝』として重宝されて、中国の民話にも病に倒れた女性が当帰の根を食べてみるみる回復したという話が伝わっています。
*婦宝当帰は代表的な補血薬(ほけつやく)*
日本の女性に多い生理痛や冷え症、貧血などの不快な症状も血液が関係している『血虚』が原因の一つです。
また、血液が不足すると、水量が少ない川の流れが停滞するように、血液の流れも滞って新陳代謝が低下します。
女性は、月経や出産により血液を消耗します。
生理の出血量には個人差がありますが、一回の生理で150g程度の血液が排泄され、単純に計算すると、一生で60kgにおよぶ血液を生理で失うことになります。お産を経験されると、血液の消耗はいっそう多くなります。
~血虚のチェックリスト~
チェックしてみましょう♪
□冷え症、手足やお腹が冷える
□顔色が悪い
□乾燥肌で小シワが気になる
□眠りが浅い
□髪にツヤがなく、枝毛、抜け毛になりやすい
□貧血になりやすく、めまいがおこりやすい
□生理の量が少なくなり、生理の周期が長くなりやすい
□便意はあるが、出にくい
□ツメが薄くて折れやすい
□疲れやすい、立ちくらみ
□血圧が低い
□気分が落ち込みやすい
あてはまる項目はありましたか??
~「血虚」と「貧血」の違い~
「貧血」とは、血液中の赤血球や、赤血球中に含まれるヘモグロビンの量が正常値を下回った状態を指すものです。血中の成分(血色素)が足りないよ!ということ。血が薄いということですね。
それに対し、「血虚(けっきょ)」とは中医学的な捉え方で、西洋医学的な基準値を満たしていても、めまい、立ちくらみ、肌の乾燥など(詳しくは後の項で紹介します)「血」が不足すると起こる症状がみられれば「血虚(けっきょ)」とみなします。
検査の数値というのはひとつの目安ではありますが、一番重要なことは、実際につらい症状があるかないか、です。たとえ赤血球や白血球の数が正常でも形や働きが悪ければ貧血と同じような症状がでるからです。
~生理は健康のバロメーター~
生理は、体の情報を沢山教えてくれます。血液不足の血虚タイプ、血液の流れのわるい瘀血タイプ、気の流れの悪い気滞タイプなど生理には様々な特徴がでます。今日は、血虚で起こる生理の特徴を中心にお話します。女性は、 生理の状態から様々なことがわかります。ぜひチェックしてくださいね。
~正常な生理とは?~
まず、はじめに正常な生理についてのお話です。普通、生理の周期の理想は28日といわれています。多少前後していても問題ありません。周期が一定していることが重要です。生理期間(生理開始日から、完全に生理が終わる日までに日数)は、一般的に3~7日が目安です。一日目は経血の量がやや少なく、二~三日目は多く、その後少しずつ少なくなるのが正常です。
♦♦血虚タイプの生理の特徴♦♦
では、血虚タイプの生理の特徴をみてみましょう◎
~経血の状態~
・色は薄くてピンクっぽい薄い色
・水っぽくサラサラしている
・量は少なめ(以前と比べてすくなくなってきた)
~出血期間~
短めで、出血期間は3~4日。もしくはもともと5~7日あったものが除々に短くなってきた。
~生理周期~
・極端に遅れて40日以上のこともしばしば。
・1カ月まるまるこない事もある
~生理前後の特徴~
・生理の終り頃からだるくて疲れやすい
・めまいや立ちくらみがある
・肌が乾燥してカサつく傾向
・集中力散漫となり、もの忘れが多くなる
~生理痛~
生理の終り頃から終了時にかけて腰やお腹が痛い、重い
あてはまる項目はありましたか。
あてはまる!という方は、血虚の可能性があります。良質な血液を補うことで、今の気になる症状は改善されるかもしれません。
血を補う代表的な食べ物としては、レバー、豚肉、人参、トマト、ほうれん草、黒豆、プルーン、なつめなどがあげられます。
これらの食材をあまり食べていない方は、ぜひ食べてくださいね。
*婦宝当帰膠と不妊*
最近ご質問で多いのが、『婦宝当帰膠が妊娠に良いと聞いたのですが』というご質問。
確かに、血虚の症状がある方でしたら婦宝当帰膠で体質改善された結果、妊娠ということも十分にありえます。しかし、体質はひとりひとり違います。妊娠に至らない原因も人によって違います。血液の流れがわるかったり、胃腸が弱かったり。
なかなか妊娠に至らない理由は、血液の不足だけではありません。
妊娠ご希望で婦宝当帰膠をとお考えの方は、一度ぜひ専門薬局にご相談頂くことをおすすめします。
中医学のいいところは、ひとりひとりの体質に合ったオーダーメイドという点。
子供が欲しい=婦宝当帰膠ではなく、ぜひご自身のお体にあうものを服用してくださいね。