花祭り、別名「灌仏会(かんぶつえ)」といい、宗派に関係なく全国のお寺でお釈迦様の誕生日お祝いをする日。仏教におけるクリスマス(キリストの誕生日)といったところですね。江戸時代までは庶民にも親しまれていた行事だそうです。
花祭りといえば、甘茶(*^^*)
ちなみに、甘茶は、アジサイの仲間でユキノシタ科の植物。これが相当甘いようで、砂糖の1,000倍甘いそうです。知らなかった!(櫻井店長から教えてもらいました)民間薬のために漢方では使いませんが、砂糖の代わりに甘味料として使われています。
お寺では、花祭の日には、お釈迦様に甘茶をかけます。
これは、2500年前にお釈迦様が生まれたときに、その誕生を祝し、9匹の龍が天に現れ甘露の雨を降り注いだという伝説からきているようです。
また、お寺でふるまわれた甘茶を飲むと病気をしないといわれ、昔は甘茶を竹筒に入れて持ち帰る参拝者も多かったそうです。
ついつい忘れがちな日本の文化ですが、大切にしたいですね♪