糖尿病と言いますとよく連想されるのが三大合併症【神経障害・網膜症・腎症】が有名です。どれも、5年から15年かけて起きる症状で、なかなかはじめ自覚症状が分かりにくいですので、放置しがちになりますね。しかし・・・実は糖尿病は急性症状とも関係があります。
糖尿病で心筋梗塞の死亡率が上がる
その代表が心筋梗塞・狭心症との関係です。心臓の表面を走る一番大きな動脈である冠状動脈は心臓の細胞に酸素を送り込む大事な血管です。それが急に狭窄または閉塞してしまうと心臓の細胞が壊死してしまいます。そうなると激しい胸の痛みや関連痛、顔面蒼白・呼吸困難・恐怖感・吐き気に襲われ発見が遅れると死亡してしまいます。糖尿病を併発している場合、つらい症状の発見が遅れるだけでなく死亡率が約3倍と高くなってしまいます。

heart attack anatomy / gandhiji40
糖尿病予防にはHbA1cをこまめに計ること
約3倍・・・糖尿病の早期発見はもはや必須ですね。
糖尿病の診断基準の一つにヘモグロビンA1cが良く参考にされます。過去1~2ヶ月の血糖で食前食後に関係なく平均的に解りごく少量の採血だけで測定可能となります。血液検査というと病院や衛生検査所でするものと考えがちですが、去年の臨床検査技師法の法律が改定され薬局・薬店でも測定が可能になっております。
これからはさらに手軽に、そしてこまめに測定が可能になります。当店でも最近気になる方が測定に来られます。「え、有料なの」と言われてしまうこともありますが・・・
1検査通常価格は1000円ですが、ご会員登録をしていただければ、1検査700円とお得です。
気になる方はお声をかけてくださいね。