こんにちは、柳沢です。
今日は子宮内膜症・子宮筋腫、PCOSの方に特に気をつけていただきたい『お食事』について書きます。
チーズ、クリーム系のこってりしたお食事、甘いもの、乳製品は多くないでしょうか。
婦人科系の疾患のある方に、お食事のお話しをすると、上記のようなものが好きでよく食べている方が多いです。子宮内膜症・子宮筋腫、PCOSなど、中医学的には、瘀血や痰湿タイプと考えます。体の中の血液や不要なドロドロしたものが溜まっている状態です。
中医学ではチーズ、クリーム系のこってりしたお食事、甘いもの、乳製品は、この瘀血や痰湿を引きおこす原因と考えます。漢方薬も使っていきますが、生活習慣を見なおしていただくことが大切です。
お食事をなかなか変えられない!という方にお話するのが、まず洋食でなく、和食を心がけましょう、とお伝えします。
お店で食事の際は、
・カルボナーラでなく、和風パスタに
・パンでなく、ご飯に (パンは、バターが使われているので)
・ショートケーキでなく、和菓子に
といった感じです。無理すると続かないので、私はこんな感じでお話しています。ちょっとしたことから改善していきましょう◎
よく、『血の巡りが悪いということは、運動をすれば大丈夫でしょうか?』
というご質問を受けます。運動は確かに大切です。しかし、もともと、エネルギー不足の方が一生懸命運動しすぎてしまうと、ガソリン不足の車状態!!(ガソリンないのに、動かそうとしてしまう状態)お体が疲れた状態になってしまうので、頑張りすぎに気をつけてくださいね。
ちなみに、子宮内膜症・子宮筋腫、PCOSで、瘀血・痰湿のタイプには漢方ですと
●爽月宝
●水快宝
●桂枝茯苓丸
●温胆湯
●冠元顆粒
●シベリア霊芝
などをよく使います。それそれ特性がありますので、タイプにより使い分けをしています。気になる方はぜひ直接薬局にご相談くださいね。
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子宮内膜症・子宮筋腫、PCOSの方に特に気をつけていただきたいこと。
2015/05/13