こんにちは、柳沢です。
先日、月1回の勉強会がありました。私が継続して受講している、不妊症専門講座です。
この日は、私の症例発表の日です。
症例を発表し、不妊症を勉強している先生方10数名と症例検討をし、中医学講師の先生の解説が入ります。
今回の講師は、中野店の河野先生でした。先生は、私が中医学の基礎から教えていただ先生のうちの一人です。
西洋医と、漢方医のダブルライセンスをお持ちの先生です。(中国では、西洋医と東洋医が分かれています。)
今回は、子宮筋腫の発生部位による、特徴、起こりやすい症状、そして漢方的な対策方法に関しての講座。
・筋層内筋腫(子宮筋腫全体の約70%)
・漿膜下筋腫(全体の10~20%)
・粘膜下筋腫(全体の5~10%)
に分け学び、そして体外受精の際の対処法も、学びました。
子宮筋腫に関しては、よく勉強する機会がありますが、再び学ぶと新たな気付きもあります。
子宮筋腫は、35歳~49歳が後発年齢(8割)です。ホルモンに依存する疾患なので、生理が無くなるまで大きくなってしまったり、多発してしまう可能性が大きい疾患です。
当店にも、お悩みのお客様の多い疾患の一つです。
中医学では、子宮筋腫は、瘀血(おけつ)・痰湿(たんしつ)・気滞(きたい)タイプは起こりやすいので、
・血の巡りがよくない・むくみやすい・ストレスが溜まりやすいタイプなどは要注意です。
筋腫は、妊娠しにくい、流産しやすいなど妊娠出産のできにくい原因になります。
酷くなる前の早めの対策が大切です。
まだ予定はなくても、今後、妊娠出産をお考えの方はぜひ婦人科でしっかり健診してくださいね。
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不妊症専門講座/子宮筋腫
2014/03/04