今回の中医専講座は痹(ひ)証です・・・
痹証(ひしょう)とは、関節・筋肉の疼痛、腫脹、しびれ、症状などを言います。現代医学的には、骨・関節の疾患や膠原病・自己免疫疾患などに伴う骨・関節の症状を指しており、例えば、リウマチ性関節炎・シューグレン症候群、強直性脊椎症、頚椎腰椎退行症、変形性関節症、痛風などの疾患が含まれます。どれも病気の経過が長く、繰り返し発症し、治しにくい病気ですね。
中医学的には先天不足・後天失養つまり肝腎両虚・精血不足とのこと(老化からくる筋肉・関節の衰え)がこれら痺証の原因として考えられていて、治療原則は滋養肝腎精血・温腎陽壮腎気で筋肉・関節に栄養を与え、強く丈夫にすることです。
knees and shins....... 31/365 / muffett68 ☺☺
よく使われる生薬は食用の蟻(あり)、蛭(ひる)、蛇(へび)など動物性のが多いとのことです。これはこれら動物生薬は、「細い所をくぐり抜ける」という生物のとして特性があり、気血の巡りが詰まってしまって痛むものを改善する力があると考えられています。もちろん、植物性の生薬も使用しますが、これら動物性の生薬の方が多用されています。正直、動物性の生薬に関しては驚きですが、これが中国4000年の歴史なんですね。
イスクラの製品にも、蛭を使った水快宝、蟻をつかったイーパオなどの漢方がございます。どちらも本場中国では、痛みやしびれによく使われる生薬の代表ですが、イスクラのものは錠剤になっており、ご心配と思われる変なニオイも味もしないですし、飲みやすいですよ。


長年患っている痛み、しびれ、そして筋肉の腫れなども是非当店でご相談くださいね。