本来、メラニンによって私達のお肌の細胞は、紫外線や様々な刺激から守られています。そして、細胞に溜まったメラニンは、それぞれの細胞の新陳代謝(ターンオーバー)とともに排出されます。
しかし、加齢や長時間紫外線を浴びたり、強い紫外線にさらされたお肌では、メラニンがどんどん作られて、メラニン生成にターンオーバーが追いつかず、色素沈着を起こし、なかなか消えないしみとなってしまうのです。
最近、よく耳にする“ 肝斑(かんぱん)”もしみの一種ですが、紫外線の他に女性ホルモンが密接に関係していると言われています。30 ~ 40 代女性に多く、閉経とともに薄くなっていくことが肝斑の特徴のひとつです。
■ しみの原因は血行不良
血の流れが良くないと皮膚の隅々まで栄養や水分が行き渡らないので健康的な肌の色やつやを保てません。またターンオーバーの遅れによって老廃物が溜まったり、古い角質が残って角質肥厚を起こすこともくすみの一因です。目の下のくまもくすみの一種。睡眠不足、疲労、ストレス、喫煙などが血行不良を招くリスク要因です。
