腰痛・関節痛・神経痛・リウマチ・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・五十肩・・・
寒くなるこれからの季節、特に悪化しやすい痛みやしびれの症状ですね。
中医学では、これら痛みやしびれの症状を“痺証(ひしょう)”といい、
からだの外と内 両方からの原因を考えます。
中医学での痛みの原因
外的要因(寒冷や湿気など風寒湿邪が体に侵入し経絡気血の流れを阻害することが原因)
①風邪の痛み:痛みの場所が動いて定まらない。関節の動きがスムーズでない。
②寒邪の痛み:痛みの場所が固定。激痛。寒くなると痛みが悪化し温めると痛みが緩和する。
③湿邪の痛み:痛みの場所が固定。重だるい痛み、腫脹、疼痛。湿度が高い曇った日や雨の日に悪化しやすい。
内的要因(体の内面の原因。慢性化した痛みの原因)
①多虚(体の虚損が多い状態)→気血両虚、肝腎不足
②多瘀(血の滞り、血行不良の状態)→瘀血(おけつ)
頑固な痛みやしびれの改善に独歩顆粒(どっぽかりゅう)
風寒湿邪、気血両虚、肝腎不足。これら痛みの原因全てに対応できるのが
独歩顆粒です。
祛風除湿(風湿邪を取り除く)、温散寒邪(温め寒邪を散らす)、
通行血脈(血の流れをスムーズにする)の働きの生薬や、
気血を充実させ、からだ本来の持つ正気を回復させる生薬、
筋骨を強化する生薬など、
16種類の生薬によりバランスよく構成されています。
主に鎮痛作用に優れた中成薬であるため、
痛みやしびれの症状のある方には効果が実感しやすいでしょう。
慢性化して長引く痛みや冷えると辛い痛み、
年配の方や抵抗力の低下した方の痛みに、まずは1か月お試しください。
筋の緊張を緩め、痛みを緩和する生薬も配合されていますので、急性の痛みの緩和にも有効です。