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薬膳・養生・季節の対策 の記事一覧

体を元気にするカレーレシピ☆

2011年6月14日にもブログでご紹介していますが、最近はカレー人気!!ということで、体にいいカレーのご紹介をさせていただきます。ランニングスタイルさんに掲載されたカレーの元となったレシピです♪♪

 

~体にいい理由~

湿度の多いこの季節、なんとなく体が重だるかったり、浮腫み、下痢など胃腸の調子が悪いなんていうことはありませんか?

中医学では、そのような状態は体の中に“ 湿邪”が存在していると考えます。

そして、袪湿といって湿邪を取り除く治療法を使います。

食物の中でも利尿作用によって湿を取り除く食物があり、代表的な物をしては、ハトムギ、小豆、緑豆、とうもろこし、ナス、インゲン、セロリ等です。

今回はそれらの食材を使ったカレーと、スパイシーライス、そしてハイビスカスティーをご紹介します。

カレーやスパイシーライスに使われるスパイス類は、体を温める作用の物が多く、一見暖かいこの季節に使うのはふさわしくないと思われるかもしれません。

実は中医学の養生法として、”春夏に補陽し、秋冬に補陰す”という言葉があります。これは、春夏の食生活は体を冷やす食べ物に偏りがちで体の中の陽気を損傷しやすいので、逆に補陽を意識し、

秋冬の食生活は、体を温めようとして、熱性の食べ物に偏り、結果体の中に熱を溜め込みやすいので、今度は補陰を意識するようにすると、通年体内の陰陽のバランスを取ることが出来ると言う意味です。

このレシピは料理研究家の辰巳芳子先生の本の中のレシピを参考にさせていただいたものです。

辰巳先生のオリジナルレシピは中医薬膳学的に見てもとても理にかなっていて、素晴らしい物ですが、更に薬膳パワーをUPさせるようにアレンジさせていただきました。

辰巳先生曰く、“「作り方」は常識の範囲ゆえ、「材料」のみ紹介する”とのことですので、作り方は私流の簡単お気楽な調理方法を記載しました。

ですが、辰巳先生の本にもポイントとして記されている、ナスの下処理(作り方③)は必ず行ってくださいね、ナスの美味しさが断然違ってきますので。じめじめしたこの季節の体調管理の為のメニューの一つとして、どうぞお役立て下さいね。

(ハイビスカスティーを選んだのは、体を冷ます性質、余分な水分をだす力があるためです。)

~レシピ~

材料

① 夏野菜のカレー(3,4 人分) 
にんにく1 片、生姜1 片、玉ねぎ大1 個、ローリエ1 枚、トマト大1 個、セロリ1 本、インゲン1 袋、ナス1 袋、野菜ジュース200ml、

カレー粉大さじ3 ~ 4、米粉大さじ1 ~ 2、ガラムマサラ、ナンプラー、塩、オリーブオイル、各適量

② スパイシービーンズライス 
米1 合、ハトムギ*、緑豆*、小豆*、大麦(米粒麦)*、乾燥トウモロコシ*

*合わせて米の5 割~同量、オリーブ油適量、塩適量、ローリエ 1枚、カルダモン4 粒、 シナモン2 分の1 本、 クローブ4 粒、ハイビスカスティーパック1 袋

~作り方~

① 緑豆、小豆をそれぞれ固めに下ゆでしておく。米、ハトムギ、大麦、 乾燥トウモロコシを合わせ、通常炊飯の水量に浸しておく。

② 鍋に多めのオリーブオイルを入れ、スパイス類を入れて弱火で熱し、スパイスの香りを油に移した後、緑豆、小豆と共に浸水している米類に加えて炊く。

③ ナスを輪切りにして、切り口に塩を振り、7 分程置き、切り口に灰汁が出てきたら、水洗いし、水分を拭き取る。

④ にんにく、生姜、玉葱のみじん切りを多めのオリーブオイルでじっくり炒め、ナスやその他の野菜を適宜切って加え、ふたをして蒸らしな 
がら炒めていく。

⑤ カレー粉、米粉を加えて更に炒め、野菜ジュースを加え、水分が足りないようなら水を加え、野菜に火が通るまで煮込む。

⑥ 炊きあがったスパイシーライス、カレーを皿に盛り、ハイビスカスティーを添える。 ティーを添える。

食材分析メモ( 性 味/帰 経/効 能 )

にんにく:甘・温/脾胃肺/温中・健胃・止咳・化痰・宣竅・解毒

生姜:辛・温/脾胃肺/化痰・止咳・解表・散寒・健脾・解毒・温中・止嘔

玉葱:甘辛・温/肺胃/和胃・降逆・化痰・理気・活血

トマト:甘酸・微寒/肝脾胃/生津・止渇・涼血・平肝・健胃・消食・解暑

セロリ:甘苦・涼/肝肺膀胱/平肝・清熱・利湿・治淋

いんげん:甘・平/脾胃/補中・補気・袪湿

ナス:甘・涼/脾胃大腸/清熱・活血・利水・消腫・健脾・和胃

ターメリック:辛・苦寒/心肝胆/活血止痛・行気解欝・涼血清心・利胆退黄

米:甘・平/脾胃/補中・補気・健脾・和胃

ハトムギ:甘淡/涼/脾肺腎/利水・滲湿・健脾・止瀉・清熱

緑豆:甘/涼/心胃/清熱・解毒・解暑・利水・解酒

小豆:甘酸/平/心小腸/利水・滲湿・清熱・解毒

大麦:甘鹹/涼/脾胃/利水・通淋・健脾・和胃

とうもろこし:甘/平/大腸胃/健脾・補気・和胃・調中・利水・利胆

シナモン:辛甘/温/肺心脾肝膀胱/散寒解表・温経通陽

クローブ:辛/温/肺胃脾腎/温中降逆・行気止痛・温補腎陽

ハイビスカスティー:酸/涼/心脾胃大腸/解暑・降気・利水・活血

 

2013/08/15

本日のお茶タイム♪♪

 

 

新宿店の井上さんから頂いたお土産♪

 

ジャスミン茶と、陳皮~♪♪

 

あけた瞬間の香りがすごい!

 

陳皮は、漢方でも良く使われる、疏肝薬。

気の巡りをよくするチカラがあります。

リフレッシュする時におすすめです。

 

 

2013/07/26

ほおずきにハマっています♪

こんにちは。木梨です。

私の好きな食べ物のひとつにドライフルーツがあります。
果物のおいしさがギューっと凝縮されていて、
疲れている時のひと口はよりおいしさを感じます。

先日渋谷のヒカリエの食品売り場をぶらついていたら、
ある店で大きなガラス容器にいろんな種類のドライフルーツが並んでいるのが目に入りました。

近づいてよく見るとすべて無農薬栽培で添加物なし!

どれも試食OK.。

テンション急上昇です↑

その中で珍しいのを見つけました、「ほおずき」です。

種がたくさん詰まった赤い小さな実をさっそく試食。
酸っぱーい!! 以来この味やみつきになりました。
因みに江戸時代にはほおずきを子供のカンの虫や女性の癪(しゃく)に薬草として煎じてのんでいたとか。

これからイラっとしたときなどほおずきを2,3個食べて、この酸味に助けてもらいましょう♪

2013/07/19

お灸にハマってます♪

こんにちは、日本橋店勤務の市川です。

もともと疲れやすい私ですが、最近健康のためにお灸を続けております。

東洋医学と言うとよく漢方薬を連想されますが、お灸も含まれます。

人間の体には経絡(けいらく)と呼ばれる循環路があり、

そこには内臓や各器官をつかさど るエネルギーが流れていて全身に網の目のように広がっています。

「ツボ」は経絡上にある 内臓や器官につながる点で、お灸をすえるところ。

 

疲れると胃腸がもたれやすい私は、

ひざのお皿の外側にあるくぼみから指三本分下がっ たところにあるツボ「足三里」にお灸をしています。

足三里は胃腸とつながっているツボで消 化器の異常によく効くと言われています。

私の場合、週に2回、約一ヶ月続けると、胃腸のもたれも少なくなり体が楽になりました。

お灸って意外に効果があるのですね。 もわもわ~としたモグサの香もアロマ効果があって意外にクセになります。

疲れやすいこの時期に「お灸」を取り入れてみてはいかがですか。 –

2013/06/21

旬の野菜・果物を選びましょう☆

みなさんは、旬の野菜が何か、ぱっとでてきますか??

 

現代は、技術が進み、スーパーには同じ野菜が一年中みられるようになり、

何が旬なのか、わからなくなってしまいました。

 

なぜ、旬の野菜や果物が良いかというと、

旬の野菜・果物には、季節外れのときよりも、栄養価に3倍以上開きがあるといわれているからです。

 

野菜には、食物繊維や、各種ビタミン類に比べ、

カルシウム・鉄分などのミネラルも豊富に含まれています。

また、アルカリ性食品として体の酸性化を中和する働きがあります。

 

栄養価の高く、安い旬の時期の野菜をぜひ上手に食べてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月の旬の野菜:レタス、アスパラ、セロリ、キャベツ、ほうれん草、など。

果物:さくらんぼ、夏みかん、メロンなど。

 

 

2013/06/18

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事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売