こんにちは。柳沢です。
今朝の朝日新聞のトップページのニュース。
http://apital.asahi.com/article/news/2013100300004.html
『出生前診断に新手法 費用1/8、年齢制限なし』
妊娠初期にダウン症などの染色体異常を調べるあらたな出生前診断を大学病院を中心に6施設が始めるそうです。
この検査は、既に英国では公費で導入され、米国でも米国産婦人科学会が勧めているものです。国内でも独自に導入している施設もあるとのこと。
検出率は、ダウン症で83%、18トリソミーで80%と記載されていました。
◎新型の出生前診断(2013年4月~)
ダウン症と13、18トリソミーの異常を調べるもの。検出率90%。原則35歳以上、費用が21万円(遺伝子解析が必要)。
◎今回の出生前診断
ダウン症と18トリソミーの異常を調べるもの。費用2万5千円。
今回の出生前診断の検出率は8割です。検査費用が安くなり、多くの人が出生前診断を受けるようになると、診断結果で悩む方々も増えるでしょう。選択肢ができてしまうこことが、必ずしもいいものか分かりませんね。難しい問題です。