“正しい生理”知っていますか?
生理=痛みを伴う。と思っている方は以外に多いのではないでしょうか。そんなことありません。
本来、生理痛は無いのが正常であり普通です。多少、下腹部の不快感、腰のだるさが伴うのはしかたありませんが、
起き上がれないくらい辛かったり、痛み止めを飲まないと耐えられないほどの痛みがあるということは、体が異常を訴えている証拠です。
生理が来るのが憂鬱で…というあなた。一生つきあう自分の体ですから、自分自身でいたわってあげましょう。
≪正常な生理とは?≫
普通、生理の周期は24~39日で、毎回一定した期間であることが正常です。
生理の期間は一般的には3~7日を目安にして下さい。
1日目は経血量がやや少なく、2~3日目は多く、その後徐々に少なくなっていくのが普通です。
おりものに関しては、個人差があります。生理前2~3日と生理14日前後(排卵期)に、透明なおりものが少し分泌されるのが一般的です。
例えば白くにごっていたり、黄色っぽいおりものや、においのキツイおりものは異常のサインと考えてください。
≪生理でわかる体質チェック≫
個人の体質を知る手掛かりとして、東洋医学では顔色や舌の状態を確かめたり、不調の具合を詳しくチェックしていきます。
特に女性の場合は毎月の生理にあらわれます。
生理の血の量、色、周期、期間、生理前後に伴う不調、さらに便秘、肩こり、
冷え症など日常生活の中から分かる要素もお聞きしながら体質を見極めていきます。
例えば、生理痛がひどいかたは、“瘀血タイプ”(血液の流れが悪いタイプ)が多いですし、
生理前にイライラしたりお腹が張りやすい人は“気滞タイプ”(ストレスがたまりやすいタイプ)、
生理前後でめまい、たちくらみがしやすい人は“血虚タイプ”(良質な血が少ない)など特徴がでてきます。
それぞれのタイプによってお勧めするお薬も違います
正しい生理”にすることは、体の調子をよくすることにつながります。
一度、自分の体の状態はどうかチェックしてみてくださいね。
“漢方体験談 20代 女性”
毎朝体、顔のむくみとりから一日がはじまり、夜はパンパンの足のむくみとりで終わるという日々でした。
また、生理前のPMS(イライラ、眠気、むくみ、空腹)がひどく、
体だけでなく精神的にも辛い日々でドラックストアで何種類もの薬を購入していました。
イスクラさんに来店した際に親身になって話を聞いてくださり、3種類の漢方薬の服用を始めたところ、
体があたたまるだけでなく、足先にまで血が巡っていくのを感じました。
2カ月ほどで普段の体のむくみはほぼなくなり、生理前もかなり減少しました。生理前の精神面もかなり安定しました。
私も驚いたのは、今まで生理時の血量が少なかったものが若いころの血量に戻り、
これが本来の正常な月経であると再確認できました。
今後も継続し、正常な体へともどしていきたいと思います。