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くちなしの花言葉は…

「私は幸せ者」「とても幸せ」「優雅」「洗練」だ、そうです。

くちなしの花のイメージに合った言葉ですよね!

こんにちは、いのうえです。

 

先日、友人と夜ご飯を食べにいく途中で

私の大好きな香りがふわっと来たので思わず

「あ、くちなしだ!!!」とキャッキャしたのですが、

一緒にいた友人には分かってもらえず…

 

花がどこに咲いているのかとキョロキョロすると

前方、車道挟んだ向かい側に白いものが。

あるじゃ~ん♪と指差す私に、友人は相変わらず疑いの目。

 

くちなしの甘い香りは小さなころから好きで、

昔、近所の通称ミニ公園に咲くこの花のニオイをどうにか手に入れたかった私は

ビニル袋に公園で水をいれ、花をいれ、

シェイクし続けたが結局香水にはならずしょんぼりした思い出があります。

 

香りだけでなく咲いた姿は白くてきれいなのですが

必ずといっていいほど蟻んこが集っているのと、

あっという間に黄ばんで、枯れてしまうのもしょんぼりです。

 

さてさて、いのうえを一喜一憂させるくちなしですが、

私たちが扱う漢方薬でも欠かせない植物なのです。

使うのは、花が咲いた後の果実。

※写真の八重のくちなしには実はなりません。結実するのは一重のものです。

 

山梔子<さんしし>と呼ぶこの生薬、

着色料として栗きんとんやたくあんに使われるものだったりするのですが、

漢方薬では体の熱を冷まし、解毒してくれるものとして使います。

 

加味逍遙散、黄連解毒湯、清営顆粒、瀉火利湿顆粒などなど、

最近暑くなってきたせいか、お店で相談してお勧めする機会の多いお薬ばかり…

どの処方も山梔子がメインではないですし、

いい香りなのは花であって実ではないので、

薬のニオイを嗅いでもあの甘い香りは一切しないのが残念(´・ω・`)

 

お花のいい香りのする漢方薬もあれば

気持ちも華やいでいいのにな~なんて思ってしまういのうえでした。

2014/06/27

アスパラ余談

先日お客様にいただいたあのアスパラガスは

その日のうちにさっそく肉巻きにして食べたいのうえです。

 

で、完全に余談なのですが、

アスパラガスの成長した姿って見たことありますか?

 

わたしは薬用植物園や昨年夏の北海道旅行中にも見たのですが…

根本を拡大しますと…

分かりにくいかもしれませんが、

あ~アスパラっぽい!アスパラっぽい!と思いました。

思ってから、だってアスパラガスだもんな!と1人突っ込みです。

ちなみに撮影時の5月にはちっちゃな花が咲いていました。

 

秋になるとこの地上部分が枯れるので、刈り取り、

また次のシーズンにニョキっと出た新芽を私たちは食べるわけです。

 

六本木店の櫻井店長の美容と疲労回復に「アスパラガス」の記事も

是非checkしてみてくださいね^^

2014/06/23

どくだみの思い出・しぶさわ編

真夏の陽射しが続いていますね~。

毎朝、麦味参と勝湿顆粒を飲むのが欠かせなくなってきたしぶさわです。

 

いのうえが前回のブログでどくだみの思い出を語っていました。

で、そのブログの中で

『しぶさわは風邪をひくと鼻につめられていたようです』

と言う文章。

 

訂正です!

 『蓄膿症で全く鼻が効かなかった幼少時のしぶさわは、

母親にもぎたてフレッシュのどくだみを鼻につっこまれていた』

が正解です。

 

しぶさわ、今でこそだいぶ立派に(やや立派すぎるほどに)成長しましたが、

小さい頃はこれでもとっても体が弱く、小児喘息持ちで風邪もよく引く子でした。

で、小学校低学年の頃の持病の1つに“蓄膿症”がありました。

ちょっと汚い話で申し訳ないですが、

当時は、粘性のかなり高い黄緑色の鼻水が完全に鼻腔を封鎖していて、

においも感じなければ、鼻では呼吸できず口呼吸。

常に口が開きっぱなしの状態でした。

 

ある日、そんな娘(私)を見た母が一言。

「庭からドクダミの葉っぱ何枚か持って来なさい」

 

周りが田畑に囲まれた埼玉ののどかな家で育ったしぶさわ。

その頃、家の庭には、ドクダミが生い茂っておりました。

 

言われるがままに葉っぱを持っていくと、

母はその葉を数回もんだかと思うと、突如私の頭を押さえつけ、

そのドクダミの葉を私の鼻の穴に詰め込みました。

 

…。

………。

…………………!!!

クッサッッ!!!

 

衝撃的な臭いが鼻腔から脳天に突き抜けたのを覚えています。

 

しかし!

この臭いと共に見事に鼻づまりが開通

それまでは鼻をかんでも逆に耳を痛めてしまうくらいの頑固な鼻づまり。

逆を言うと、このくらい強烈なドクダミの香りを感じていないくらい

鼻が詰まっていたんですが、

ものの数十秒で!一発で!!見事に抜けました。

 

いろんな意味で衝撃的で感動した小学校低学年の私。

ドクダミの強烈な香りのダメージを受けつつも、

鼻が通った時の爽快感が忘れられず、

鼻が詰まると自主的に庭にドクダミを採りに行っては

「クサッ!」を繰り返すようになっていました。

 

あの衝撃的な体験から約20年後。

漢方の仕事をするようになって、生薬の勉強をしていた時、

ドクダミは『魚腥草(ぎょせいそう)』と言う生薬(いのうえが言っていたように十薬とも言います)で、

熱や膿・痰を取る作用がある事を知り、

ああ、あの母親のワイルドな治療法は正しかったのだな…と初めて認識したのでした。

 

うちの母があのワイルドな技をどこでどう知り得たのかはわかりませんが、

ですが、これ、本当に鼻づまりや蓄膿に悩んでいる方には即効性があるので、

今、どうしてもどうしても呼吸がつらくて、そんなときに道端にうっかりドクダミを

見つけてしまった時には、一度、是非チャレンジしてみていただきたい技です。

(ただし、いろいろ自己責任でお願い致します…!)

 

2014/06/19

どくだみの花言葉は…

白い追憶、だそうです。こんにちは、いのうえです。

6月に入ると、オレンジ色が眩しい枇杷が実り、

うっとりしてしまう香りのクチナシが咲き、

そしてツーーーンと匂うドクダミが咲き…

 

それぞれの植物を見るたび、香るたびに様々なことが思い出されます。

 

さて、近所でうっそうと茂る植物の中で八重どくだみを見つけました。

↓道行く人に不振がられながら、草をかき分けiPhoneでぱしゃり。

どくだみといえば白い花弁のようなもの4枚と、

真中に黄色い棒状のものがあるシンプルなフォルムながらも可愛らしい植物ですが

一方で特有のツーンとしたニオイが印象的です。

実は白い花弁状のものは総苞といって、正しくは花弁ではなく、

お花の部分は真ん中の黄色いところで小花が密集しています。

 

花が咲く今時期の地上部分を乾燥させるとあのニオイは消え、

十薬(じゅうやく)として昔から民間療法で使われるものなります。

 

応用範囲は広く、十薬と呼ぶだけあって、

便秘や浮腫み、皮膚症状…などと十の効能があるとされています。

 

10年以上前、姉が嫁ぎ先でもぎたてフレッシュなどくだみをハーブティーとして出され、

飲んだ後トイレの住人となり、

翌日小康状態になったところで私に電話をかけてきたことがありました。

 

生のものと乾燥させたものでは効能が違ってね…

 

生のどくだみは、あの特有のニオイ成分に抗菌作用があるため、

毒出し目的で揉んで膿んでいるところなどに外用で使ったり、鼻につめたりして使われます。

※どうやらしぶさわは風邪を引くと鼻につめられていたようです。

 

乾燥させるとその作用はなくなるため、比較的どなたでも飲めるのですが、

特別感染症も炎症も起こしてない状態で生のものを大量に煎じて飲めば、

お腹は冷えるし、刺激は強いしで、大惨事だった姉のような状態になれるようです。

 

ま、食中毒だよね!

 

と笑って姉の電話を切ってしまいましたが、

当時まだ薬学部生だった私に

姉は体を張ってその作用を教えてくれたので大変感謝しています。

2014/06/17

JG06+07号が発行されました!

お久しぶりです、渋沢です。

6月に入り、関東も梅雨入りはしましたが…

先週末は梅雨と言うより嵐でしたね(*_*;)

気候が不安定なこの頃、体調を崩されている方も多いので

十分お気をつけくださいね。

 

さて、2週間前になってしまいましたが、5月26日に、JG vol.73 が発行されました!

今回も渋沢、登場させて頂いております。

今までも妊娠力についてお話していますが、それは主に女性へのお話。

今回はほんの触り程度にですが“男性の妊娠力”についても触れさせて頂きました。

 

と言うのも、私が日々子宝相談のカウンセリングをしていますと、

ご来店される方は女性のみのことが多いのですが、

奥様から、「実は旦那の検査値が…」と言わる事も少なくなく…。

 

男性側の検査で、運動率などが低い・フーナー検査の結果が低値の場合、

病院では治療のステップアップを勧められるケースが多いのですが、

実は、運動率やフーナーの値は、漢方で改善できる場合もあります。

 

簡単に例を出しますと…

ご自分が「あー運動したくないなー」と思うときは、どんな時ですか?

…「疲れている時」、ですよね。

ですので、中医学では、元気やスタミナをつける事(補気・補腎精)が、

運動率の改善につながると考えています。

 

女性の場合は、生理のサイクルを整えるのに『月』単位でお時間をいただくので

どうしてもある程度は長期の対策になってしまうのですが、

男性は精子を造るサイクルが『日』単位なので、

意外に改善効果が早く出たりもするんです。

 

もちろん、検査値では問題なくても、

タバコをよく吸っていたり、お仕事が忙しい、ストレスが多い、

眠りが浅い、といった状況が続くと、

やはり精子の運動率や質にも影響してしまいます。

妊娠準備は、本来、ご夫婦そろってするのがベスト。

最近は、ご夫婦一緒にカウンセリングに来られる方も増えてきました。

気になること、疑問点などありましたら、お気軽にお問合せくださいね。

2014/06/09

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設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売