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京都薬用植物園へ!

こんにちは、いのうえです。

毎年、漢方薬生薬認定薬剤師の研修で薬用植物園に行くのですが、

今年は9月28日(日)、とうとう京都まで行っちゃいました!

 

お邪魔したのは武田薬品工業さんの京都薬用植物園。

普段は一般公開していないので、是非みなさん~とは言えないのが残念。。。

研修ということもあって、

観察しながら先生の解説を聞きながらメモを取りながら、

個人的に写真も撮るので忙しい見学になりました。

 

とにかく植えられている植物の種類が多く、

エリアによっては処方を構成している生薬の起源植物を

処方ごとにまとめて植えられていて、とてもユニークでした。

 

※以下写真は、必死にメモを取りながらの撮影のため上手くないです。あしからず。

 

こちらは黄連解毒湯の花壇。

手前の、緑が濃い木が以前ご紹介したクチナシの木。

クチナシの実、山梔子(サンシシ)が少しずつ色づき始め、

コガネバナ、黄芩(おうごん)の花がちょうど見頃でした。

 

花壇は葛根湯や安中散、六君子湯、牛車腎気丸などなどあったのですが

なんと持っていたコンデジの電池がこのエリアで途絶えるアクシデントに涙。

 

でも、他のエリアも含め今が花時、実りの時の植物がこちら。

 

フェンネル=茴香(ウイキョウ)の花。漢方処方で使うのは果実。

ナツメでお馴染み?大棗(タイソウ)

ナツメの仲間の植物、サネブトナツメ。

この実の種子が、酸棗仁(サンソウニン)

しかも、セットでセミの抜け殻=蝉退(センタイ)発見!

 

と、テンションが上り、ズームしていたらピントが合わないままカメラの電池切れ。

敗因は充電忘れなのですが、ガジェット女子、身軽になろうと

ロッカーにデジイチとiPadを仕舞ってしまったことを悔やんだ、というのは余談です。

 

実は私、植物園へよく出かけるわりには

大棗酸棗仁の実がなっているところは見たことがなく、

赤い可愛らしい実にとても癒やされました。

 

はっ!安神作用?!Σ(゜Д゜)

 

いやいや、多分私は何見ても安神されていますね 笑

 

不定期にはなると思いますが私が見た花々や実など、

ひとつひとつご紹介できればと思ってます♪

2014/10/07

秋の七草★桔梗について

こんにちは、いのうえです。

勢いで半夏のスケッチを公開してしまってから

薬用植物のお話からめっきり離れてしまいました。

 

季節は秋。

今の時期、咳や痰のご相談が増えているのですが、

そういったご相談の中で紹介する漢方処方によく含まれるキキョウについて。

 

キキョウは秋の七草のひとつで皆様ご存じの方も多い紫や白のお花。

6月頃から今の時期も花を見ることができます♪

 

英語でバルーンフラワーともいうのですが、それはこんな姿から。

つぼみの状態がまるで風船のようなのでその名前がついたようです。

徐々につぼみであるこの風船が5つに裂けて、開花となるわけです。

 

漢方薬で使うのは、この花ではなく根っこ。

去痰・排膿薬として活躍する生薬です。

噛むだけでものどのイガイガが取れるなどと言いますが…うーむ。。。

だったら天津感冒片や板藍のど飴の方が速やかだと思います 苦笑

 

さてさて、恒例の?花ことばは、

永遠の愛、誠実、清楚、従順、だそう。

 

見たままの素敵な花ことばに一安心したいのうえでした。

 

追記

キキョウは今、絶滅危惧種に指定されるほど

山へ入っても自生しているものはほとんど見られません。

よく見られる植物だけに意外な事実です。

2014/09/27

新宿店最終勤務日/ランチは大好きな古月(こげつ)さんへ。

こんにちは、柳沢です。

9月24日(水)で、新宿店の勤務が終了となりました。

新宿御苑は勤務期間が長かったので、カフェのマエストロさん、古月さん、クローゼットさん(美容室)などなどお気に入りの場所も多くあるので、寂しいです。。。 新宿店の勤務が終了となるとわかってから、ランチの時間は、心残りがないようお気に入りのお店にいく!と決め、お気に入りのお店やお客様に教えていただいたお店、など新宿店界隈のランチを楽しんでいたのですが、最終日に伺ったのはコチラ。おいしい薬膳料理がいただけるここ、古月さん。ランチセットは3種類選べます。毎回迷うのですが、やっぱり定番の麻辣豆腐♪♪

 

 

デザートは季節により、季節に合わせた食材を使ったデザードに変わります♪♪これも毎回楽しみなんです(^^)

 昨日伺って知ったのですが、なんと9月30日今日の料理』に出演するそうです!!シェフの前田さんは、勉強熱心でとっても素敵な方です(^O^)前田シェフが、秋にピッタリの薬膳料理のご紹介をしてくださるそうですので、古月ファンとしてはとても楽しみです。

 

おいしいランチをありがとうございました。また伺いますのでよろしくお願いします。

 

私は、以前は約2年新宿店に勤務していて、異動で日本橋店勤務となりましたが、その後水曜日のみ再び新宿店に来られることになり、1年間こちらで勤務させていただきました。

『水曜だけ新宿にこられていると聞き、今日来ました!』という、お客様のお声が本当に本当に嬉しかったです。昨日も、『最後と聞いて会いにいこうと思ったのですが、いけないのでご挨拶を~』とお電話くださるお客様もいらっしゃり、感動でした。素敵なお客様に囲まれて、私は幸せものです。本当にありがとうございます。

アットホームな新宿店がすごく好きでしたので、水曜日は新宿店のお客様とお会いできることが楽しみでした。皆さまとお会いできる時間が無くなり本当にさみしく思います。また、お手伝いで出勤している事もあるかと思いますので、その際はどうぞよろしくお願い致します。

 

2014/09/25

「生薬でおばんざい」

今年は残暑を感じることもなく、すっかり秋深し…と言った感じですね。

こんにちは、しぶさわです。

今日は私が気になっているテレビ番組のご紹介。

今、NHK Eテレで月曜~木曜まで 21:55 ~ 22:00 の5分間だけやっている

「おいしく!元気に!生薬でおばんざい」http://www.nhk.or.jp/kurashi/marutoku/

と言う番組、ご存知でしょうか?

 

5分と言う短い時間なのですが、皆さんの身の回りに身近にある生薬を

紹介し、その生薬を使ってのお献立が出てくる番組です。

今日の予定で出てくる生薬は「うこん、くちなし、菊の花」だそうです。

 

ふむふむ、なるほど、清熱系の生薬ですね。

二日酔いがテーマとのことでしたので、

確かにお酒を飲んだ後は体に熱がこもるので、

熱を冷ましたり排泄させるものでおばんざいを、と言うことですね。

 

うこんは皆さんお酒のお供のイメージが強いと思いますが、

これも姜黄(キョウオウ)と言う生薬として使われています。

ちなみに、くちなし→山梔子(サンシシ)、菊の花→菊花(キクカ)。

これらも熱や炎症を冷ます力がとても強い生薬。

漢方薬の中にも使われているものが多いです。

漢方薬に使う生薬と言うと、すごく手に入りづらいもののイメージがあるかも

しれませんが、意外に身近なものもすごく多いんですよ。

きっと、生薬の名前は難しい名前がついていることが多いので気付いていない方も

多いかもしれませんが、その中身の正体がわかると、

「え?これってあの○○なの??」て思うものも多分いっぱいです…(笑)

この番組、時間は短いのですが、見ていてとても面白いですし、

すぐ手に入る物、実行できるものが多いので、皆さまもぜひご覧あれ~。

 

私たちも毎月発行している店舗のニュースレターで薬膳レシピを掲載していますが、

そちらを見て頂いてもわかると思うのですが、実は「薬膳」と言うのもそんなに難しいものではありません。

極めようとするともちろんその理論などを勉強するのは大変なのですが、

ですが、なにも特別だったり贅沢な食材や材料を使わなくてはいけないのが「薬膳」ではないんです。

「薬食同源、医食同源」と言う言葉がある通り、

私たちに身近な食べ物も、実は薬と匹敵するくらいの絶大な効果を持っているものがあります。

それらの効果を知って、日々の生活の中でちょっとだけでも取り入れていただく。

そして、身の回りの食べ物や季節の恵みに感謝して食べる。

そんなことが大事なのかなぁと思ったりします。

 

ぜひ、みなさんも自分が手にしている食べ物にどんな栄養があって

どんな効果があるものなのか、調べてみると面白いかもしれません。

食欲の秋、いろんな食べ物が、より美味しくいただけるかもしれませんよ?!

2014/09/24

♪夏が過ぎ風あざみ~

こんにちは、しぶさわです。

すっかり暑さも和らぎ、日差しも秋の気配ですね。

皆さま、今年の夏は夏バテは大丈夫でしたか?

せっかく過ごしやすくなったこの時期ですが、夏バテが続いて「秋バテ」といわれる症状が続いている方も最近多くいらっしゃいます。

以前は、夏バテと言うのは、暑さによる身体的な疲労や消耗のことだったのですが、近年は、夏の間、外の暑さと室内の冷房の強さのギャップが大きく、身体的な疲労にプラスして、体温の調節をしている「自律神経」の疲れが出ている方も増えています。

自律神経の疲れが抜けないままだと、

体のだるさが抜けない・眠りが浅いと言った症状が続き、

本格的な寒さや乾燥の季節に突入したときに更に体調を悪くする原因にも!

今の時期は、涼しくなってきたとは言え、急激に活動し過ぎず、

むしろリラックスした生活を心がけて、しっかり疲れを回復させましょう♪

漢方薬では、身体的な疲れには麦味参や婦宝当帰膠、

自律神経の疲れには逍遥丸やシベリア人参茶などをおすすめしています。

 

しかし、リラックスと言えばやはりお風呂!

ぬるめ(38~40度くらい)の湯船での半身浴がおすすめです。

心臓に負担をかけすぎない程度に、ゆっくりと入り、

消耗と緊張が続いた体と自律神経をゆるめ、血流を良くしておきましょう☆

 

ちなみに、そんなバスアイテムにしぶさわおすすめのアイテムが

瑞花露(スイカロ)ボディケア入浴液!

中医学理論に基づいた植物エキスが配合されており、保湿力も抜群!

空気が乾燥し始めたこの時期のお肌の潤い対策にもおすすめです。

香りもティーツリーの香りでとっても落ち着きます。

1回分ごとの小分け包装のものもございますので、

ぜひお試しくださいませ~^^

 

 

2014/09/12

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売