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早くも夏日到来です

皆様こんにちは!北です。
すでに夏日がやってきました。
ひんやりした日と交互に来ている今日この頃ですし、ウッカリ風邪をひかないように気を付けましょう。

その夏日とは、最高気温が25℃以上になった日のこと。
25℃くらいになると、少し歩くだけでも汗ばむくらいの気温ですね。

「たくさん汗かいた日に足がつっちゃったの!」と言われたら、「水分と塩分足りなくなってたんじゃない?」というのが西洋医学的な答えですが、中医学的になら「血(けつ)が不足気味かもね」という答えがきっと返ってくるでしょう。

中医学でこむら返りを説明してみます。

汗がたくさん出ていったあとの体内では、
まず津液(いわゆる体液)が不足気味に。
津液は血管内を流れる血(けつ)のベースでもあるため、
相対的に血も減ってしまいます。
血(けつ)は筋肉を柔らかく養い潤す役割を持つのですが、
その血が足りなくなって、
筋肉をうまく養えなくなり、
結果けいれんが起こる
…と。

こむら返りでよく処方されるのが芍薬甘草湯ですが、これは血を補う芍薬とけいれん止めの甘草の2種類だけの漢方です。
こむら返りに今なりそう、またはなった状態を素早く回復してくれます。
ただ芍薬甘草湯は、できれば長期ではなくその場その場で使いたいお薬。

でも、なりやすい状態のままではモチロンよくありませんので、
「たまに足がつるんだよな」という方は普段から血を補う漢方を服用することをおすすめします。
補血(ほけつ)といいますが、補血の漢方薬はいろんな種類がありますので、お求めの際はぜひご相談くださいね!
補血が必要な血虚の方は、疲れ目やまぶたピクピクになりやすいだとか、お肌がカサカサだとか、爪がもろいとか、冷えやすいとか、そういう症状もお持ちの方が多いです。

本格的な暑さが来る前からぜひ対策を。
そして楽しく快適に毎日を過ごしましょう♪

2024/04/25

春バテと花わさびの醤油漬け

こんにちは、大森です。
春先の気候は三寒四温と言いますが、
それにしても今年の3月は気候のアップダウンがものすごかったですね。
適応しようと頑張る身体には大きな負担がかかったと思います。

そうして始まった4月は新年度、新学期、人事異動などの時期。
新しい環境に慣れようと、身体もですが、心も、とっても頑張っています。

だから、ちょっと疲れたかも? と思ったときは、実はもう十分に疲れてる。

よく眠れなかったり、寝ても疲れが取れなかったり、やる気が出なかったり、くよくよしたり、胃もたれや下痢が続いたり、肌荒れしたり……
そんな「春バテ」対策には香りを利用してみるのもオススメですよ。

嗅覚は五感の中でも一番古い感覚器なので、
香りの情報は自律神経系・ホルモン系・免疫系に影響を与え、
心身のバランスの調整や、やる気アップや記憶力向上も期待できるそうです。
アロマやハーブティー、あるいは普段の食事に香味野菜をプラスして、この春を乗り切りましょう。

先日、花わさびで醤油漬けを作りました。
花わさびとは花が咲く前の蕾がついたわさびの茎のことで、
春のごく短い間しか出回りません。見つけたら即買いです!
醤油漬けをホカホカごはんにのせると、わさびの爽やかな香りが引きたちます。
ツーンと鼻にくる辛みで、なんだか気持ちもデトックスできるような気がしますね。
ちょっと涙鼻水も出てしまいますが。

中野店では簡単な「ストレスタイプ」チェックやってます。
ぜひご利用くださいね。

2024/04/06

悪夢だって養生次第!

皆様こんにちは!体調はいかがでしょうか。
三寒四温とは言いますが、今年は気温差に加えて雨も多いですね。
湿気が多いと、湿邪に弱い「脾(消化器系)」の調子は落ちやすくなります。

「脾」の働きは、食べ物から気血を作り出す消化吸収のほか、水の代謝にも関わります。
元気が出ないとか、むくみやすいとか、便が柔らかいとか、唇はガサガサするとか、「なんとなくあるかも」くらいのプチ症状のうちに、早めに胃腸をケアしましょう。

「脾」の養生でまず気を付けることは、
・よく噛んで食べること
・腹八分目にしておくこと
・「ながら食べ」をしないこと
・特に「体調イマイチ…」を感じているときは、あたたかくて消化にやさしいものを摂ること

胃もたれ気味なのに、消化しにくい甘いものや油ものを詰め込んでしまうと、
取り除きにくい性質を持つ「湿」から、ドロドロでもっと取り除きにくい「痰湿」が生まれやすくなります。

脾の不調は、睡眠に影響することもあります。
「痰湿」をため込んでいる状態に「熱」が加わると、夢が…悪夢へ!!
この「熱」の原因は、元々の体質の場合もありますが、飲食の不摂生から発生することもあります。

【悪夢を見た!と思ったらすぐさま養生!!】ですよ!

2024/04/03

生あおさの佃煮を作りました

スーパーで生のあおさが売っていました。
あおさの旬は1月から4月くらい、
マグネシウムや食物繊維が豊富で「海の野菜」とも言われる海藻です。

中医学的には
海藻類には「軟堅・散結・化痰・消腫(なんけん・さんけつ・かたん・しょうしゅ)」の働きがあるとされますので、あおさも『よく痰が出る・ガングリオンがある・粉瘤ができやすい』ような方にはオススメの食材です。

生のあおさはお吸い物にすると新緑のような緑色が鮮やかで春を感じます。
そして佃煮にしてもとっても美味しいんです。
実山椒や生姜を加えるとピリッと大人の味バージョンに、
ベビーほたてを加えるとリッチな佃煮になります。

炊きたての白いご飯に、たっぷりのせて召し上がれ!!

【材料】
生あおさ 100g
干し椎茸 2枚
昆布粉末 お好みで
※醤油 50ccくらい
※酒 大さじ2
※砂糖 大さじ2
※山椒の実 大さじ1
※生姜のみじん切り 小さじ1

※は自分の好みで量を加減する

【作り方】
1.干し椎茸はお湯で戻してスライスする。戻し汁はとっておく。
2.生あおさを水で洗い、砂・貝殻があれば取り除き、キッチンペーパーで軽く水気を絞っておく。
3.小鍋に干し椎茸を戻し汁ごと入れ、弱火で少し煮る。
4.※印の調味料を加えて煮詰める。

 

2024/03/21

花粉症ツライ

今年は花粉症の飛散が早いそうです。

カユくて擦りすぎ目が真っ赤
鼻水ズルズル、マスクで隠してこっそり鼻栓
耳の中やのどの奥のムズムズは掻くこともできないし、発狂しそうになります。
花粉症は本当に、本当にツライ!!

中医学では、
外来の異物(ウイルスとか細菌など)から、体を守るバリア機能を「衛気(えき)」といいます。
よく風邪をひく人はこの「衛気」が弱い「免疫低下気味」のタイプです。

でも、花粉症の場合は、ホコリや花粉など、
本来は何でもないものにも過敏に反応してしまっている
「バリア機能の誤作動」タイプ。
誤作動の引き金は、食生活や生活習慣の中にあったりします。

一度普段の習慣を見直してみませんか?

2024/02/20

イスクラ薬局の運営会社情報

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本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売