頻尿に悩んでいらっしゃる方は当店でも少なからずいらっしゃいます。昼間頻繁にトイレに行かなくてはいけなかったり、夜尿意で何度も目が覚めて、眠りが浅くなってしまったり・・・いずれにしても頻尿を放置してしまうと、心身ともに大きな影響を及ぼします。まずは頻尿の定義、主な原因についてご説明いたします。 頻尿(ひんにょう)とは 尿の回数が増加する(日中5~6回以上、夜間2~3回以上)病態、つまり …
続きを読む漢方百科最新記事一覧
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頻尿改善におすすめの漢方薬|原因や効果についても
排卵障害はどうして起こるの?/その原因と対策/おすすめの漢方も
排卵障害とは、卵巣の中で卵胞が育たない、育っても排卵しない状態のことです。妊娠は、女性の体内において「視床下部―脳下垂体―卵巣(性腺軸)」 のホルモンを介しての絶妙な連携プレイによって成立します。
その生理的なリズムを知るひとつの手がかりとして「基礎体温の計測」があります。 継続して計測していくことによって自分自身の傾向が見えてきます。 一般的に正常とされるグラフとどう違うのか比較しながらまた自覚する症状も一緒に記載していくとよいでしょう。
漢方薬の効果について|民間薬との違いや副作用についても
大変嬉しいことに、最近漢方薬を身近な存在に感じて下さる方が増えてきました。反面、漢方薬の定義や、効能効果についてご存じの方は少ないかもしれません。自己判断で市販の漢方薬をネットで購入して服用される方も多いと聞きます。今回は漢方をより身近に感じて頂けるよう、そして適正に服用いただけるよう、漢方薬のご紹介をさせて頂きます。 漢方薬とは? 古代中国から継承され、体系化された医学理論および臨 …
続きを読む漢方薬と西洋薬の違い|メリット・デメリットや併用についても
同じ“薬”と名がついていても、漢方薬と西洋薬ではそれぞれ特徴があり、違いがあります。今回は、その特徴と違い、それぞれのメリット・デメリットや両者を併用される際の注意点などもご紹介いたします。 漢方薬と西洋薬の違い まずは漢方薬と西洋薬の違いについて解説します。 漢方薬は複数の生薬の組み合わせ 漢方薬は、数種類の生薬を組み合わせたものです。生薬は、植物・動物 …
続きを読む漢方薬の適切な飲み方|飲みやすくする方法も
漢方薬は基本的には煎じた液を服用するものですが、毎日飲む量を煎じなくてはいけないので、忙しい現代では難しいことかもしれません。最近では煎じ液を加工したエキス剤や錠剤など、手軽に利用できる漢方薬が出回っています。実は、漢方薬も西洋薬と同様、適切なの飲み方というものがあります。たとえ体質体調に合わせた処方を出されても、もしも飲み方が間違っていたら、その効果も半減してしまいますのでこんなにもったいないこ …
続きを読む生理トラブルに効果的な漢方薬とは?生理痛・月経不順など
女性のからだは、初潮を迎える12,3歳頃から閉経を迎える49歳前後までノンストップで変化し、ある一時期の、一部分の症状だけを切り離して考えることはできません。つまり、若い頃の生活や健康状態は必ず以降の更年期や老化に反映されるのです。では、毎月の体調のバロメーターと言えば?そう、月経ですよね。 現在、若い女性に月経不順の方が多く見られます。これは、乱れた生活習慣や過酷なダイエットなどの食生活と密接な …
続きを読むおりものが少ないのはどうして?/その原因と対策/おすすめの漢方も
気がつけば以前と比べておりものの量が少ない・・・と心配されている方はいらっしゃいませんか?分泌物、中でも女性にとっておりものの状態は、体から発信されたサインの一つとも言えます。では、おりものの量が少ないとき、身体はどのような状態なのでしょうか?今回はその中医学的な原因と対策、そしておすすめの漢方についてご紹介します。 おりものの生理的な量とは? おりものは、卵巣から分泌される女性ホル …
続きを読む二十四節気~立夏
立夏は夏の最初の節気で、夏の季節の始まりを告げるものです。 「立夏に卵を食べると夏の暑さに負けない」ということわざがあるように、明の時代から、初物を味わう、体重を量る、夏茶を作るなど、夏を迎えるための風習があります。 中医学では、夏は火であり、夏のエネルギーは心に対応するとされています。 夏は心を養うことが大切です。 食養生では、「酸味を増やし、苦味を減らす」という原則を守ってください。 立夏の節 …
続きを読む不眠の改善におすすめの漢方薬|睡眠薬との比較も
「現在、日本では国民の4人に1人以上が睡眠障害を抱えており、自覚していない人も含めると、更に多くの人が睡眠に関わる健康に問題があるといわれています」(総務省統計局) 「日常生活で睡眠不足の状態が継続することにより、心身の不調、昼間の眠気、倦怠感、不安、焦燥感が増加するとともに、身体疾患の誘因や増悪因子となり、医療費の増大に波及する」(睡眠学会学術集会特別講演「睡眠学の現在と未来」) 実際に、薬局に …
続きを読むアトピー性皮膚炎と漢方|中医学における対策や西洋医学との違い
アトピー(atopic)はギリシャ語で「アトポス」(atopos・a.否定、topos.由来)、「特定されていない」「奇妙な」という意味です。 アトピー性皮膚炎の病名を付けたのは米国の皮膚科医ザルツバーガー(1933年)。多様な側面を持つ複雑な皮膚炎と受け止められていたと考えられます。 アトピー性皮膚炎は重症から軽症まで、身近にみられる皮膚疾患で、当店に来店される方も多いです。西洋医学でもバイオ治 …
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