イスクラ薬局(東京)

ブログ日記 | イスクラ薬局 中野店BLOG

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花粉症対策~胃腸の視点から~

こんにちは。

まだしばらく寒い日が続きますね。

今回はシーズンを迎えつつある花粉症などアレルギーについて、胃腸の機能の重要な役割を担っている脾(ひ)をケアする必要性について書きたいと思います。

アレルギー症状を発症させないためには、まずは原因となるアレルギー物質を体内に侵入させないことが大切です。

中医学では外部の異物(花粉やウイルスなど)から身体を守るバリアのようなものを「衛気(えき)」といいます。

衛気の機能は、脾が飲食物を消化吸収したその栄養物質によって維持されているので、脾の機能が低下すると衛気が弱くなり、外部の異物の侵入を許しやすく、花粉症など諸症状を引き起こしたりします。

中医学には、「四季脾旺不受邪(四季を通して脾胃の働きが強ければ、邪気を受け付けない)」という言葉があり、脾を整える重要性は昔から伝えられてきました。

脾の機能を高めてバリアを作り、花粉など異物の侵入を防いでいきましょう。

養生法

・脂っこいもの、味の濃い物、甘い物は消化が悪く、脾に負担をかけるので、なるべく控える。

・脾は冷えた環境に弱いので冷たい飲食物は避け、野菜は生よりもなるべく加熱した状態で食べるようにする。

・脾は湿(過剰な水分)に弱いので、水分の摂りすぎを避ける。

・脾はストレスの影響を受けやすいため、ストレスを貯めこまずに発散することを心がける。

など。

脾の機能を助けるおすすめの漢方薬もありますので、お気軽にスタッフにご相談ください。

2022/02/03

研修生日記-胃腸の大切さについて

こんにちは。

イスクラ研修塾35期生の石川です。

12月から毎週土曜日に中野店で実習させていただきました。

中野店の実習も残り1回……とても寂しいです。

実習では、先生の相談を横で聞かせていただいたり、症例の問題を出していただいたり、お客様の対応を教えていただいたりと色々学ぶことができました。

2か月の実習を経て、中医学の奥深さを知り、この世界に入って本当に良かったと思いました。

 

さて、年末年始にたくさん食べた方は多いのではないでしょうか。

コロナウィルスが増えてきましたね。手洗い、うがいはもちろんのこと、免疫力を下げないようにしましょう。

中医学では、胃腸が飲食物を消化吸収することによって「気(き)」、「血(けつ)」を生むと考えます。

胃腸の働きが弱ると他の臓器に影響がでて、免疫力の低下につながります。

年末年始に暴飲暴食して、胃腸の調子が悪いなと思う方はご相談ください。

 

他にも過度の運動や睡眠不足は免疫力の低下につながるので注意してくださいね。

2022/01/22

冬の養生~養血のススメ~

こんにちは。

寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

今回は冬の養生について書きたいと思います。

日本の冬は気温、湿度ともに低く、体が冷えやすかったり、お肌が乾燥しやすかったりしますね。

中医学において、冷えや乾燥は「血」と深い関わりがあります。

血は身体に栄養や潤い、熱を届ける働きがあり、量や機能が低下した状態を「血虚(けっきょ)」と言い、血虚になると冬に冷えや乾燥が悪化しやすくなります。

このような場合、血を補い機能を高めること「養血(ようけつ)」を行いながら、血の消費を抑えることが大切です。

○養生法

・血を補う食材(ホウレンソウ、コマツナ、ニンジン、レーズン、クロゴマ、クロマメ、キクラゲ、イカ、牛レバーなど)を摂る。

・冷たいもの、脂っこいものを控え、無理な減食をしない。

・頭使う作業を長時間続けず、細かく休息をとる。

・スマートフォン、テレビ、パソコンの画面を見ることは血を消耗するため、長時間見るのは避ける(特に夜は睡眠の質が悪くなるのでNG)。

・夜は早めに就寝する(しっかりと睡眠をとることで血を補うことができます)。

など。

血を補うおすすめの漢方薬もありますのでお気軽にスタッフにご相談ください。

2022/01/18

本年もよろしくお願いします

2022年がスタートしました。

今年も中医学でお客様の健康づくりのお手伝いができるように

スタッフ一同精一杯精進いたします。

本年もよろしくお願い申し上げます。

本年は1月4日より通常営業しております。

新型コロナウイルス対策につとめておりますので

ご来店のお客様にも感染予防対策として

検温と手指の消毒にご協力をお願い申し上げます。

イスクラ薬局中野店一同

2022/01/04

中医学の治療の考え方について

こんにちは。だいぶ寒くなりましたね。
今回は中医学の治療法について書きたいと思います。

中医学の治療は症状を抑える対症療法的な治療「標治(ひょうち)」と体質改善を目的とした根本治療「本治(ほんち)」の2つに分けられます。

例えば頻繁にカゼをひいてしまう人の場合、カゼの症状を改善する治療を標治、カゼをひきにくくするように体質改善をする治療を本治といいます。

 

「漢方薬って効果が出るまでに時間がかかりますか?」という質問を受けることがあります。
標治の場合は比較的効果が早く出ますが、本治の場合は時間がかかることが多いです。
疾患によっては標治と本治を同時に行う「標本同治(ひょうほんどうち)」が必要な場合もあります。

西洋薬は対症療法が中心になりますので、標治は西洋薬で行い、本治を漢方薬で行うことも可能です。

薬局では「今ある辛い症状を早く取りたい」「根本的に体質改善をしたい」などお客様のご希望に合わせて商品を紹介させていただきます。
お悩みのある方はお気軽にご相談ください。

2021/12/14

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売