イスクラ薬局(東京)

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漢方みたいな紅茶?

こんにちは勝俣です。

ローズやドライフルーツなどを加えた紅茶、お好きですか?
私は気分転換したい時、その日の気分で選び楽しんでいます。

先日、頂いた紅茶は初めて見た当帰(トウキ)葉入り!

「当帰」といえば、根の部分は漢方薬では生薬として馴染み深いのですが、葉はハーブなの?と驚きました。

調べてみたところ、2012年から葉の部分が「非医薬品」扱いとなったことから、当帰葉の有効利用が注目されるようになり、ハーブとして当帰葉を使ったお茶・調味料・和洋菓子などが考案されているみたいです。

効能は抗酸化成分など、美容や健康に役立つ多くの栄養成分が含まれ、生活習慣病の予防や美容に不可欠な栄養素だとか
健康茶っぽいのかな? と思いつつ飲んでみたら、

紅茶の中に当帰特有のセロリのような香りがホンワカと漂い、個性的な美味しさでした。

漢方薬としての当帰(根)は、血を補い巡りやすくし、冷えの改善・生理不順・生理痛・妊娠前後など幅広く使われ、まさに婦人の宝みたいな存在です。

ちなみに、私も頼りにして飲んでいます。

2023/02/06

研修生日記~中医学の魅力&春の食養生~

こんにちは!イスクラ研修塾36期生の中目(なかのめ)と申します。

イスクラ中野店には1月下旬から実習させていただき、これから約1ヶ月半お世話になります。

 

研修塾に入塾し気が付けば10ヶ月が経ちました。早いもので来月には卒業となります。

せっかく卒業前のタイミングなので、この1年間を少し振り返ってみようかなと思います!

(春の養生の話もしますので、興味のない方は下まで飛ばしてください!!)

 

私は両親が調剤+漢方薬局をやっていることがきっかけでこの研修塾に入塾しました。

なので、漢方薬で悩んでいる病・不調が治った経験はありませんし、薬膳に興味があったわけでもないです。

ましてや漢方薬の良さを皆んなに広めたい。そういった考えはなく、親の薬局を継ぐには漢方の知識もあった方が良いよな〜程度で入塾を決めました。

 

また、実を言うと入塾するまでは漢方薬をあまり信じていませんでした…。

病院に行って処方される薬のほとんどは西洋薬ですし、漢方薬が処方されたとしても西洋薬のおまけ程度、どうせ効かない、漢方薬って少しオカルトっぽい。

そんな風に思ってました。今考えると物凄く失礼ですね。笑

 

ただこの1年間、中医学を勉強し店舗での実習を経験する中で漢方薬への見方が180度変わりました。

・中医学は伝統+最新の考えをミックスした非常に論理的で面白い学問!

・病院で治らなかった病・不調が漢方薬で改善できる!

・病院・調剤薬局では話せない悩み・健康の相談ができる!

・笑顔で帰られるお客様が多い!

 

入塾前の不信感が嘘かのように今では漢方薬の虜になっています。

 

また、未だ終わりが見えないコロナにおいても漢方薬は脚光を浴びています。

コロナには有効な治療法がないため漢方薬に頼らざるを得ないのです。

しかもその漢方薬の効果が非常に良いという報告もされています。

正に伝統医療の素晴らしさですね。

 

研修塾で学んだ中医学を武器に、

病や不調で苦しんでいる方へ西洋薬以外の選択肢を与えられ、皆様の健康を守れるような薬剤師として地域医療に貢献できたらと思います!

岩手県奥州市に立ち寄った際は、中目って奴がいたなと思い出していただけたら嬉しいです。

 

さてさて、春の養生についてお話をします♪

2月4日には立春を迎え、暦的には春が始まろうとしていますね。

 

そんな立春にお勧めな料理を紹介!故郷の郷土料理「ばっけ味噌」

「ばっけ」とは岩手の方言で「ふきのとう」のことです。

💡豆知識:なぜ「ばっけ」って言うの??

地面につぼみが出て花が咲く姿が「お化け」に見えることから「ばっけ」になったようです!

 

ふきのとうの独特な苦味は以下の働きが!

・胃腸を元気にして腸内環境を整えてくれる

・花粉症の予防をしてくれる

 

春にぴったりな食材ですね。

バレンタインデーでチョコを食べ過ぎた、毎年花粉症が辛いという方はぜひ「ばっけ味噌」を試してみてください!

 

2023/02/02

寒暖差で不調が出やすいのはどうして?

昼間は暖かい日もありますが、まだまだ朝晩の冷え込みが厳しい日が続いていますね。

ウイルスによるカゼなど感染症とは別に、温度差で鼻水やくしゃみ、じんましんなどが出るのを「寒暖差アレルギー」といいます。

寒暖差アレルギーは、原因となるアレルゲンがあるわけではないので、正確にはアレルギーではなく、急激な温度差に血管の拡張・収縮が適応できず、症状が出ると考えられています。

寒暖差アレルギーを中医学的に考えると、「衛気(えき)」の働きの弱りと考えられます。「衛気」は、毛穴の開閉によって体温調節を行っているので、「衛気」が不足すると温度変化に対応する力が低下し、寒暖差アレルギーの症状が出やすくなると考えられます。

寒暖差アレルギーは温度差が7℃以上で発症しやすいと言われますが、「衛気」が弱いと7℃未満でも発症することがあります。

ですから、「衛気」の働きを充実させることが大切です。

また、「衛気」には、体表にバリアを張り巡らせて、異物(ウイルスや花粉など)の侵入を阻止する働きもあります。

「衛気」を補うことは、寒暖差アレルギーの予防・今流行中のウイルス性疾患の感染予防・花粉症の予防と一石三鳥になりそうですね。

2023/01/24

研修生日記~風邪対策~

イスクラ研修塾36期、沖縄出身の古市です。

イスクラ中野店には11月下旬から約2ヶ月毎週土曜日に実習に来ています。

実習では中医師の横についてお客様にどのように相談にのるのかを聞いたり、問診のロールプレイングをしたり、個別指導を受けたりなど短い時間でしたが貴重で濃い時間を過ごせました。

さて、年明けから数日経ちますが皆様体調いかがでしょうか?

年末年始に暴飲暴食をすると中医学では胃腸の働きを担っている「脾」に負担がかかり、身体に必要な材料が作りにくくなり、逆に身体に不要なものが溜まりやすくなります。

そうなると免疫力が下がり寒さも強くなってきた今の時期は風邪を引きやすくなります。

そこでオススメの沖縄の郷土料理をご紹介します♪

「ニンジンしりしり」を聞いた事がありますか?

ニンジンにはβカロテンが豊富に含まれていて、鼻・のど・口などの粘膜を丈夫にし免疫力を高めてくれます。

(画像は私の手作りです。卵でとじると美味しいです。)

中医学的には「健脾化湿(けんぴかしつ)」の効能があり年末年始でお疲れの胃腸を元気にして、身体のいらない水分を取り除くのを助けてくれます。

生薬で使われるニンジンとは効能が異なりますが立派な薬膳ですね♪

生薬で使われるニンジンは胃腸以外に心肺機能もパワーアップしてくれるので年末年始の疲れを早く回復したい方はこちらが入っている漢方をオススメします!

実習では初めてブラックボードを書かせて頂きました。

何を書くか迷いましたがコロナやインフルエンザ、風邪などが流行っているのでそれに関連する内容にしてみました!

私が中医学を学ぶキッカケになったのも、自身が新型コロナにかかり肺炎で苦しい思いをして免疫力の大切さを痛感したからです。

中医学は治療だけではなく体質改善や予防にも素晴らしい味方になってくれるので、もし気になる方はパンダマークの薬局で相談してみてはいかがでしょうか。

2023年、身体も心も元気に過ごしていきましょう!

 

 

 

2023/01/14

フットパックで足湯気分♪

こんにちは勝俣です

寒さが増して空気の乾燥も加わると

足の冷えやカカトのガサガサが気になりますが、皆様はいかがですか?

そんな時、お風呂に入った後に行う簡単な方法で冷えや肌荒れのケアをしていて、その方法はとても簡単なので紹介します♪

①     入浴後、まだ身体が温かいうちにクリームを塗り込む(冷え改善の為に足指の付け根もしっかり揉みほぐしながら)

ちなみに私はイスクラ瑞花露クリームを愛用しています(^o^)/

②     足がスッポリ収まる大きさのビニール袋を被せ、 その上から通常履く靴下→厚手靴下を履くとビニール袋がズレにくくなりパック効果も上がります

③30分~40分位そのままにして足湯気分を満喫し、ビニール袋を外すと皮膚が柔らかくツルツルに♪

すぐに布団に入れば足先が暖まったままなので、いつもより気持ち良く眠れています(適度な時間や感覚は個人差があると思いますが…)

なお、冷えを放置していると血行不良を招き足裏の角質を厚くしてガサガサになりやすくなるので、特に下半身の冷えは放置せず血行を促進させ温かくして過ごしましょう!

2023/01/10

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売