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薬膳・養生・季節の対策 の記事一覧

旬の野菜・果物を選びましょう☆

みなさんは、旬の野菜が何か、ぱっとでてきますか??

 

現代は、技術が進み、スーパーには同じ野菜が一年中みられるようになり、

何が旬なのか、わからなくなってしまいました。

 

なぜ、旬の野菜や果物が良いかというと、

旬の野菜・果物には、季節外れのときよりも、栄養価に3倍以上開きがあるといわれているからです。

 

野菜には、食物繊維や、各種ビタミン類に比べ、

カルシウム・鉄分などのミネラルも豊富に含まれています。

また、アルカリ性食品として体の酸性化を中和する働きがあります。

 

栄養価の高く、安い旬の時期の野菜をぜひ上手に食べてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月の旬の野菜:レタス、アスパラ、セロリ、キャベツ、ほうれん草、など。

果物:さくらんぼ、夏みかん、メロンなど。

 

 

2013/06/18

梅雨の足腰の痛み

梅雨入りし、じめじめした季節になりました。

この時期、

・足腰の痛みが悪化する
・頭痛、めまいがする

というお客様が増えてきます。

湿気は、中医学的には、湿邪(しつじゃ)と考えます。

この‘湿’が原因で痛みがおこると考えるため、湿をとりのぞく漢方を使っていきます。

また、中医学では‘不通則痛’(ふつうそくつう)
という言葉があります。

言葉の通り、とおらなければ、痛むということ。

つまり、痛みがあるということは、いわゆる‘巡りが悪くなっている’状態です。
ですので、巡りをよくしてあげないといけません。

この梅雨の時期の痛みには
・湿をとる
・巡りを良くする

という事が必須です。

オススメ漢方は、‘独歩顆粒(どっぽかりゅう)’です。

 

 
この漢方には、
・血行をよくする
・湿をとる
・体をあたためる

というような生薬がバランス良く配合されています。
湿をとる生薬が入っているので、この季節に非常におすすめです。

なかなか足腰の痛みがよくならないという方にぜひお試しいただきたい漢方です。

2013/06/11

食養生のススメ

いつも日本橋店をご利用いただき誠にありがとうございます、佐藤と申します。
私がこの中医学の世界に入ったきっかけは、前職で体調を崩し、
自宅で養生をしていた時期に中医薬膳学の存在を知ったことからです。

元々料理は好きでしたが、その頃から一層食生活を意識するようになり、
学んだことを日々食卓であれこれと楽しく実践しています。39歳で自然妊娠、
元気な妊婦ライフを送った後40歳で無事出産できたことも、

現在では私がお客様の健康のお手伝いをさせていただけることも、
漢方は勿論ですが、そのベースとなる日々の食養生のお陰ではないかと身を以て感じる今日この頃です。

前置きが長くなりましたが、この度女性限定で日々の養生法などをお話しする特別イベントにパネリストとして参加します。

シェフ特製の美味しい薬膳コースをいただきながら、
女性同士ざっくばらんにいろいろとお話しが出来たらと楽しみにしています。

ご興味おありでしたら、詳しくは薬局HP、店頭にてお問い合わせ下さいませ。
(佐藤 薫)

2013/05/17

お肌ぷるぷるの源

こんにちは。日本橋でお世話になっております木下です。

昨年の秋に大阪から上京し、東京生活にも少し慣れてきた所です。

この半年、薬膳関連のお店を精力的に「食べ歩き」をしてきましたが、
最近はスッポン巡りにハマっております。

スッポンは、兼ねてから最強の美容食として中国宮廷内で愛されてきました。

その効果はアンチエイジングだけではなく、
コラーゲンの宝庫「美肌食材」として知られており、

漢方薬では「鼈甲」として重宝されています。
見た目のグロテスクさと高い価格設定の為、
日本ではあまり一般的な食生活に取り入れられておりませんが、

スッポンは中医学における五臓の中で最も重要な臓器、
生命システムの源と呼ばれる「」で力を発揮する数少ない食材ですし

滋陰」=(栄養を与え潤すこと)の働きも併せ持っています。

滋養強壮、アンチエイジングが期待されるのは、
この生命システムをバックアップするから他なりません。

元気を出したい日、
お肌をぷるぷるに潤したい日におススメの一品です!

(木下光恵)

2013/04/08

美味しい薬膳レシピ!!

9月に入り、少し涼しくはなりましたが、まだ暑いですね~
(と、予想して7月下旬にこの原稿を書いています)

今回はこの夏の猛暑で失った体の潤いを取り戻し、
秋冬の乾燥に打ち克つため、身体を潤す作用のある生薬や食材を使ったスープをご紹介します。

残暑のため、未だひんやりしたものが嬉しいですよね?

スープをヴィシソワーズとコンソメのジュレの2層仕立てにし、
口当たりよく、スルッと食べられるように仕上げました。

残暑厳しい折是非お試しくださいと言いたいところですが、
コンソメのジュレの部分は今回かなりハードルの高い(笑)生薬を使っているのでご家庭での完全再現はちょっと難しいかもしれませんね。

コンソメスープに仕立てる前の生薬の写真を載せていると思いますが、
甲羅が鼈甲(スッポンの甲羅)、
カット状のものが亀板(亀のお腹の甲羅)、 2012.09.07
黄色みがかっているものが魚熛(魚の浮き袋)となります。

実は、今年の5月に直営店全体で
北京研修に行ったのですが、
その際S村先生が様々な生薬を
大人買いされていて、
それを一部分けていただきました♪

ご家庭では代わりに市販の
スッポンスープを使われると良いと思いますよ。
スッポンにはコラーゲンが含まれているので、
冷やすとゆるめのジュレ状になりますが、
上にヴィシソワーズを載せるには柔らかすぎるので、
少しゼラチンを入れて固めてあります。

ですが、やはりジュレは舌に入れるとスーッと溶けるくらいが美味しいので、
ギリギリ固まる位に控えめに使ってくださいね。2012.09.08

そして上のヴィシソワーズですが、
冷やすと濃度が高くなるので、
豆乳でのばすとき、
幾分ゆるめにしておいた方が美味しいと思います。

今回のヴィシソワーズの材料である山芋は、
イスクラHPの『漢方百科』で詳しく紹介しておりますので、是非こちらもご覧下さいね。

《材料(4人分)》
亀板、鼈甲、魚熛各適量、ローリエ 一枚、香味野菜(セロリの葉、パセリの茎、色つけに玉葱の皮)適量、
山芋(薄切り) 180g、玉葱(薄切り) 小2分の1、バター10g、豆乳適量、卵白4個分、塩、白こしょう、
松の実、野菜ブイヨン粉末、ゼラチン各少々

作り方:

① コンソメのジュレ

1.亀板・鼈甲・魚熛をきれいに洗っておく。

2.圧力鍋に1の材料、ローリエ、香味野菜、水適量を入れ、強火に掛ける。

3.鍋の蓋をしっかり閉めて、圧力をかけて1時間半くらい加熱する。

4.卵白を加え、沸騰したら白く固まったアクを取り除く

5.野菜ブイヨンを加え、塩で味を調え、あら熱が取れたらグラスに注いで冷蔵庫で冷やし固める。2012.09.09

② 山芋のヴィシソワーズ

1.鍋にバターを弱火で溶かし、玉葱を半透明になるまで蓋をして蒸らし炒める

2.山芋を加えて更に炒め、
ひたひたにかぶるくらいの水、
野菜ブイヨンを加えて材料が柔らかくなるまで煮る

3.あら熱の取れた材料をミキサーに入れ、なめらかに撹拌する

4.鍋に材料を戻し、豆乳を丁度良い濃度になるまで加えて軽く加熱し、塩、こしょうで味を調える

あら熱がとれたら冷蔵庫にいれて冷やす

③ 仕上げ

ジュレの入ったグラスに冷やしたヴィシソワーズを静かに注ぎ、から煎りした松の実をトッピングする

 

主な食材・中薬の効能

魚熛:甘・平/腎/滋補肝腎・益精養血・補腎益精・強壮筋脈・散瘀消腫

鼈甲:鹹・寒/肝・脾・腎/滋陰潜陽・軟堅散結・破瘀通経

亀板:鹹・甘・寒/腎・心・肝/滋陰潜陽・清虚熱・益腎強骨・固経止崩・養血補心

山芋:甘・平/肺・脾・腎/健脾・補気・滋陰・潤肺・和胃・調中・益精・固腎

玉葱:甘・辛・温/肺・胃/和胃・降逆・化痰・理気・活血

豆乳:甘・平/肺・脾・大腸/補虚損・化痰・通淋・鎮咳・通乳・生津

松の実:甘・微温/肝・肺・大腸/潤肺・通便・止咳・平喘・補血・袪風・澤膚・栄髪

2012/09/25

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本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
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事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売