こんにちは。
イスクラ薬局日本橋店の神谷(かみたに)です。
随分暖かくなってまいりました。
春眠暁を覚えず・・・お昼寝やお散歩が楽しい季節になりましたね。
でも、風が強い~!花粉が凄い~~!黄砂も観測されているそうです!
そのせいか花粉症の症状でご来店されるお客様ここ最近増えております。
花粉症の症状って人によって程度は違うと思いますが、違和感が少しでもあると過ごしにくくなりますよね。
花粉症の症状におすすめの漢方薬は色々ありますが、今日は合わせて取り入れていただきたい養生法をひとつ、ご紹介しようと思います!
くしゃみ、鼻水、鼻詰まりといえば、鼻の疾患と思いがちですが、中医学では胃腸を意味する「脾(ひ)」とも実は大きな関わりがあります。
中医学では「脾は生痰の源」ということばがあります。
一般に痰というと、咳をした時にのどから出る分泌物を想像しますよね。しかし、中医学では、水分代謝がうまくいかずに生成された病理産物を、全部ひっくるめて痰と呼びます。
中医学でいう痰には、「有形の痰」と「無形の痰」の2種類があります。前者は一般的なのどから出る痰を、後者は目では見ることはできないけれども臓腑や経絡などに停滞し、からだの不調を引き起こすものをいいます。
普段から水分摂取量が多かったり、味の濃いもの、脂っこいもの、辛いもの、冷たいものが好きでよく召し上がる方は、ご自身が思っておられる以上に「脾」に負担がかかっているんです。
「脾」が弱ると、「痰」が作られやすい状態になります。その痰が、胃から頭部にかけて「もやもや〜」っと停滞し、肺や鼻に影響して、鼻水の分泌を促してしまうと考えられています。
心当たりがおありの方は、
①喉が渇いてから水分を摂る。
(惰性や手持ち無沙汰でダラダラと飲まない)
②水分も食事もなるべく温かいものを。
(サラダよりも野菜スープなど)
③味の濃いもの、脂っこいもの、辛いものなどは控えめに。
など、胃腸のケアも心掛けてもいいかもしれません
まだまだ花粉の季節は続きますが、養生しつつ、日常を楽しんで過ごしていきましょう。
漢方で楽しく過ごすお手伝いができると思いますので、気になる方はぜひご相談してみてはいかがでしょうか。
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