PMS(月経前症候群)に悩まれている方は当店にも多く来店されます。代表的な症状は、月経前のむくみ、便秘、下痢、不眠、眠気、頭痛、イライラ、不安、落ち込み、胸張りなどですが、同時に冷えを訴える方も多いです。本文はPMSと冷えの関係、冷えがあるPMSのタイプ、冷えを伴うPMSに使う漢方薬などをご紹介します。 PMS(月経前症候群)と冷え性の関係を解説 PMSの症状の一つに、イライラ、のぼせなどの熱症状 …
続きを読む気になる病気
- 中医学的な処方で改善に導きましょう。
PMS(月経前症候群)改善は漢方による冷え性改善から
頻尿改善におすすめの漢方薬|原因や効果についても
頻尿に悩んでいらっしゃる方は当店でも少なからずいらっしゃいます。昼間頻繁にトイレに行かなくてはいけなかったり、夜尿意で何度も目が覚めて、眠りが浅くなってしまったり・・・いずれにしても頻尿を放置してしまうと、心身ともに大きな影響を及ぼします。まずは頻尿の定義、主な原因についてご説明いたします。 頻尿(ひんにょう)とは 尿の回数が増加する(日中5~6回以上、夜間2~3回以上)病態、つまり「尿が近い、尿 …
続きを読む不眠の改善におすすめの漢方薬|睡眠薬との比較も
「現在、日本では国民の4人に1人以上が睡眠障害を抱えており、自覚していない人も含めると、更に多くの人が睡眠に関わる健康に問題があるといわれています」(総務省統計局) 「日常生活で睡眠不足の状態が継続することにより、心身の不調、昼間の眠気、倦怠感、不安、焦燥感が増加するとともに、身体疾患の誘因や増悪因子となり、医療費の増大に波及する」(睡眠学会学術集会特別講演「睡眠学の現在と未来」) 実際に、薬局に …
続きを読むアトピー性皮膚炎と漢方|中医学における対策や西洋医学との違い
アトピー(atopic)はギリシャ語で「アトポス」(atopos・a.否定、topos.由来)、「特定されていない」「奇妙な」という意味です。 アトピー性皮膚炎の病名を付けたのは米国の皮膚科医ザルツバーガー(1933年)。多様な側面を持つ複雑な皮膚炎と受け止められていたと考えられます。 アトピー性皮膚炎は重症から軽症まで、身近にみられる皮膚疾患で、当店に来店される方も多いです。西洋医学でもバイオ治 …
続きを読む不安症状改善に適した漢方薬|こころのケア方法も
薬局にいらっしゃる方の中には、身体の状態とともに心の状態でお悩みの方も多くみられます。中でも多いのは、不安感をお持ちになっているお客様。強い不安を抱え、時には息苦しさ・動悸・呼吸困難などのパニック発作という身体症状を繰り返し起こしている場合もあります。 ほとんどの方が検査をしても心臓はどこも悪くないという結果が出るので、さらに不安と恐怖心を募らせてしまうこともあります。身体症状の他には「電車の中や …
続きを読む肝機能障害(肝炎)
肝臓は沈黙の臓器と言われております。気付けば病は進行していることが多いです。肝炎治療の方法をいくつか紹介します。
続きを読む坐骨神経痛 痛みと漢方
坐骨神経痛 坐骨神経は末梢神経の中でも最も太く長い神経です。坐骨神経痛とは坐骨神経が刺激されることで起因する神経痛であり、病名ではなく症状の総称です。 症状は様々で痛みは自覚症状であり、本人にしかわからないとのことが多く個人個人で表現が微妙になり ①いつも、おしりに痛み、しびれがある ②太ももの外側や裏、ふくらはぎ、かかとなどに痛み、しびれ(下肢痛)がつづいている ③足が激しく痛み、歩くと歩けなく …
続きを読むインフルエンザと漢方
「急な発熱!」もしかしてインフルエンザ?? 季節的には少し早いですが、インフルエンザの東洋医学的な対処法の紹介です。 西洋医学では、近年相当に高度に発展しましたが、風邪に対する有効な治療法は持ち合わせておりません。インフルエンザは風邪よりも危険な感染症です。西洋医学でも難儀していますね。しかし、東洋医学では二千年以上前から治療法が存在します。 まずは予防 体質を強め、抵抗力を高めるこ …
続きを読む脳卒中(脳血管障害)の予防について
脳卒中は、脳の血管が詰まることや破れてしまうことによって細胞が壊死してしまう病気です。代表的なものに脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作があります。その中でも最近は脳梗塞が多いようですが、これは脂質異常症や糖尿病などが増えたことも関係しているようです。
続きを読む脂質代謝異常症(高脂血症)と漢方
脂質代謝異常症とは 血液中に含まれる脂質が過剰もしくは不足した状態です。2007年7月から高脂血症から脂質異常症へと改名されました。血液中のコレステロール、中性脂肪が正常範囲を超えた状態になると、心筋梗塞、脳梗塞といった「動脈硬化性疾患」を起こしやすくなります。 また、糖尿病や高血圧、肥満など他の生…
続きを読む