アトピー(atopic)はギリシャ語で「アトポス」(atopos・a.否定、topos.由来)、「特定されていない」「奇妙な」という意味です。 アトピー性皮膚炎の病名を付けたのは米国の皮膚科医ザルツバーガー(1933年)。多様な側面を持つ複雑な皮膚炎と受け止められていたと考えられます。 アトピー性皮膚炎は重症から軽症まで、身近にみられる皮膚疾患で、当店に来店される方も多いです。西洋医学でもバイオ治 …
続きを読む気になる病気
- 中医学的な処方で改善に導きましょう。
アトピー性皮膚炎と漢方|中医学における対策や西洋医学との違い
不安症状改善に適した漢方薬|こころのケア方法も
薬局にいらっしゃる方の中には、身体の状態とともに心の状態でお悩みの方も多くみられます。中でも多いのは、不安感をお持ちになっているお客様。強い不安を抱え、時には息苦しさ・動悸・呼吸困難などのパニック発作という身体症状を繰り返し起こしている場合もあります。 ほとんどの方が検査をしても心臓はどこも悪くないという結果が出るので、さらに不安と恐怖心を募らせてしまうこともあります。身体症状の他には「電車の中や …
続きを読む肝機能障害(肝炎)
肝臓は沈黙の臓器と言われております。気付けば病は進行していることが多いです。肝炎治療の方法をいくつか紹介します。
続きを読む坐骨神経痛 痛みと漢方
坐骨神経痛 坐骨神経は末梢神経の中でも最も太く長い神経です。坐骨神経痛とは坐骨神経が刺激されることで起因する神経痛であり、病名ではなく症状の総称です。 症状は様々で痛みは自覚症状であり、本人にしかわからないとのことが多く個人個人で表現が微妙になり ①いつも、おしりに痛み、しびれがある ②太ももの外側や裏、ふくらはぎ、かかとなどに痛み、しびれ(下肢痛)がつづいている ③足が激しく痛み、歩くと歩けなく …
続きを読むインフルエンザと漢方
「急な発熱!」もしかしてインフルエンザ?? 季節的には少し早いですが、インフルエンザの東洋医学的な対処法の紹介です。 西洋医学では、近年相当に高度に発展しましたが、風邪に対する有効な治療法は持ち合わせておりません。インフルエンザは風邪よりも危険な感染症です。西洋医学でも難儀していますね。しかし、東洋医学では二千年以上前から治療法が存在します。 まずは予防 体質を強め、抵抗力を高めるこ …
続きを読む脳卒中(脳血管障害)の予防について
脳卒中は、脳の血管が詰まることや破れてしまうことによって細胞が壊死してしまう病気です。代表的なものに脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作があります。その中でも最近は脳梗塞が多いようですが、これは脂質異常症や糖尿病などが増えたことも関係しているようです。
続きを読む脂質代謝異常症(高脂血症)と漢方
脂質代謝異常症とは 血液中に含まれる脂質が過剰もしくは不足した状態です。2007年7月から高脂血症から脂質異常症へと改名されました。血液中のコレステロール、中性脂肪が正常範囲を超えた状態になると、心筋梗塞、脳梗塞といった「動脈硬化性疾患」を起こしやすくなります。 また、糖尿病や高血圧、肥満など他の生…
続きを読む前立腺肥大と漢方
前立腺肥大症は、50代から60代以上の男性に多くみられる病気です。30代から、認められ、60代では10人中7人まで見られます。
続きを読む後鼻漏(こうびろう)と漢方
後鼻漏とは、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、アレルギー性鼻炎、風邪などに伴う細菌性鼻炎などが原因で、鼻水が病的に過剰分泌された状態です。過剰分泌された鼻水が、咽の方へまわって落ちてゆく場合を「後鼻漏」といいます。
ちなみに、鼻の前を鼻水が流れる場合は前鼻漏といい、本人の自覚症状がはっきりしています。これに対し、後鼻漏は痰と混同されやすく、長引く咳の原因になることも少なくありません。
動脈硬化(2)
前回は、動脈硬化は瘀血が原因とご紹介しました。 今回は瘀血に至る原因についてご紹介します。原因別に以下の6タイプに分けられます。 瘀血の対策は活血化瘀薬が有効と前回お話しましたが、タイプ別に併用する代表的なものもご紹介します。 ①元気不足の<気虚タイプ> 主な症状:息切れ、動悸、疲れやすく元気がない 原因:虚弱体質、過労、心臓のポンプ作用の低下 活血化瘀薬と併用するもの:薬用人参、西洋 …
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