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“ 春眠暁を覚えず” のはずなのに・・眠れない

啓蟄を過ぎ、だんだんと春らしくなってきました。

さて、今月のテーマは「不眠症」。 2012.3.2

不眠大国といわれるほど、
日本は世界の国々の中でも睡眠障害で悩む人が多い国と言われています。

実に、日本人の5人にひとりが抱えている睡眠の悩み。
睡眠障害の主な理由のひとつにストレスがあります。

世界の中でも、日本はストレスフルな国のひとつ。
特に昨年の震災の影響や相次ぐ企業の倒産、就職難、失業、少子高齢化など将来への不安から様々なストレスが生まれます。

このような状況の中、14 人にひとりが西洋薬の睡眠導入剤や安定剤、睡眠改善薬などを服用しているとの報告もあります。

春は肝が乱れて不眠になりやすい季節

芽生えの季節である春は、体の陽気が高まって心身が活発に活動する季節です。
また寒い冬からようやく訪れる春は、陰から陽への転換期でもあります。

中医学の五臓の中で、春は自律神経の働きを調節する“ 肝”と関係しています。
肝のコントロールがうまくいかず体の陽気が一気に高まると、肝の働きも高まって精神が興奮状態になりやすく、イライラしたり脳がいつも覚醒した状態になります。

本来、自然界の変化にあわせて、
人間の体も徐々に陰から陽へ対応していかなくてはなりません。

また、心身の活動が高まる昼は“ 陽(気)”が、
活動を沈め睡眠で体を休める夜は“ 陰(血・水)”が充実するべき時間なのですが、肝のコントロールが乱れやすい春は、この陰陽のバランスが崩れ、寝つきがよくない、夜中に目が覚めて眠れないなどの睡眠トラブルに陥りやすくなります。

不眠に使う薬、西洋薬と漢方薬 どう違うの??

意外に多くの人が利用している睡眠薬。

現在、西洋医学で不眠に用いられている薬には、

①脳のはたらきを直接抑えて眠気を引き出す睡眠導入剤

②人の体内時計を調節し自然な眠りを誘うメラトニンを使った薬

③市販の風邪薬やアレルギー薬に含まれる抗ヒスタミン作用の成分の催眠作用を利用した睡眠改善薬などがあります。

一方、漢方で睡眠の改善に用いるお薬には、
心の不安を和らげながらイライラや焦燥感を緩和する重鎮安神薬をはじめ、眠りのリズムを整えるものなど、体質によって選ぶ漢方薬も様々です。

漢方薬の場合、2012.3.1

睡眠導入剤のデメリットである依存性や
反跳性不眠(急に服用を止めることで起こる以前よりも強い眠気)、

睡眠薬の効果が翌朝や日中まで残ることで起こる眠気やだるさ、ふらつき、記憶障害などを心配する必要は殆どありません。

現代人の不眠に 珉好(ミンハオ) 登場!!

ストレス社会の中で頭脳労働する現代人。

心身疲れ果てているに、脳はいつまでもフル回転で横になっても眠れない。ミンハオ 製品.

気疲れやよく緊張する方、神経を使う仕事の方、
イライラしやすい、頭に血が上ったように上部が熱くなりやすい方、
受験生などにもオススメなのが“ 珉好”。

重鎮安神の作用がある琥珀(古代の松や楓などの樹脂が長時間地層の中に埋没し化石化したもの)や珍珠母(真珠の母貝の真珠層の部分)などを成分とし、高ぶった神経を抑える鎮静・精神安定のある健康食品です。

さらに、体質や体調によって、気の巡りを整える疎肝理気の漢方薬や心身の疲弊を養う漢方薬、不安感やソワソワした感じ、驚き易いタイプには体の熱や痰などをとる漢方薬などと組み合わせることで質の良い睡眠を得られることが期待できます。

不眠でお困りの方、一度漢方薬で体質部分から改善してみませんか?


2012/03/21

イスクラ薬局の運営会社情報

運営会社 イスクラ産業株式会社(英文会社名:lSKRA INDUSTRY CO., LTD.)
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
設立年月日 1960年3月1日
事業概要 ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)、健康食品、スキンケア製品の製造、販売